るるらいらい―日豪往復出稼ぎ日記

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るるらいらい―日豪往復出稼ぎ日記

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062206167
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

オーストラリアと日本を往復する大黒柱マザーが綴る、子育て、夫婦、暮らしエッセイ。人生はなんでもあり! 読むと心が自由になる8000キロを往復する大黒柱母さん

著者は2014年までは小学生と中学生の男の子ふたりを持つ普通のワーキングマザー、であった。が、夫が「充電したい」という理由で長く働いていた仕事を辞めたことで、大胆にも家族でのオーストラリア移住を決意。現在は、夫が主夫となり、著者はオーストラリアと仕事のある日本を往復して家族を経済的に支えている。
東京ではしゃかりきにぶっ倒れるまで働き、オーストラリアでは締め切りに追われつつ、束の間の家族との生活を楽しむ。英語もあまりしゃべれないし、不安に満ちたスタートであるが、この生活で見えてきたものは何よりも大切なもの、それは「自由」だった。
キレの良い文章で語られる、新しい家族のかたち。読むと心が自由になる!読み堪え満点なエッセイ。

知性と美しい文章に彩られた、深い思索への旅であるーー林真理子氏推薦。

第1章
1 セキララ出稼ぎライフ
2 空と、海と、英語と。
3 夫婦って? 家族って?
4 「繋がる」のはたやすくないけれど


小島 慶子[コジマ ケイコ]
著・文・その他

内容説明

まさかの大黒柱、まさかの出稼ぎ生活。自由にキッパリ、今を生き抜く勇気とヒントが満載。

目次

1 セキララ出稼ぎライフ(私は出稼ぎ母さん;「夢中毒」から立ち直る ほか)
2 空と、海と、英語と。(インチキ英語の高い壁;ハエならぬ「ぱえ」!? ほか)
3 夫婦って?家族って?(夫婦バトルの根っこにあるもの;絆と溝、どっちが残る? ほか)
4 「繋がる」のはたやすくないけれど(差別の芽はどこにある?;人見知りって、なに? ほか)

著者等紹介

小島慶子[コジマケイコ]
1972年生まれ。放送局勤務を経て、現在はタレント、エッセイストとして活動中。家族と暮らすオーストラリアと、仕事のある日本とを往復する出稼ぎ生活を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

69
アナウンサーで文筆活動もしている小島慶子さんが、オーストラリアのパースに住み、日豪を往復する出稼ぎ生活がどんなものか気になって手に取った。約3週間ごとに往復しているらしく、家事育児を夫に主夫になってもらい生活しているとのことだが、読んでいてこの人は恵まれている、というのが第一印象。一般人にはとても真似できない。本書はそんな生活の記載は一部で、自分の考えていることをエッセイにしてまとめているが、それがとてもしっかりした考え方で好感が持てる。これからの活躍も期待したい。2017/08/14

なにょう

16
よみでがあった。セレブの気ままな海外暮らしかと思ったらそんなことなかった。出稼ぎて書いてあるやん。もうね、飛行機は飛びまくる、オンラインとどこでも繋がれる。東京、日本にこだわらず、住みたいところで住みたいように暮らしたらいいんや。えいっとオーストラリアのパースに移住。でもって旦那は無職の主夫で二人の子持ち。私が経済的にどげんとせんといかん。それで時折、日本に出稼ぎに来る。あっぱれ。2018/04/08

グリーンクローバー☘

11
小島慶子さんはアナウンサーの時はなんとも思っていなかったけれど、退職してから気になる存在の人だった。同世代だし、テレビでは強いキャラ演じているのが痛々しく感じていた。 数冊本を読んでみて、この人好きだなぁと再確認。不器用な生き方だと思うけど、家族に対して愛がたくさんあって素敵な人。母親との関係が微妙だったみたいだけど愛されていたのは確かだし、お母さんも苦労したみたいだし…。 これからの生き方も気になる。私も一緒に頑張ろう!2018/01/24

ほっそ

9
林真理子さんとの対談の本を読んでいたので、期待を裏切らない出来栄えでした。 お子さんたちが大きくなった後、この家族はどういう選択をするのかな。 人種差別の話、いじめの話も好印象でした。2017/11/15

risako

4
小島慶子さんのエッセイ。この人のツイ―トが好きなので本も買ってみた。生まれ故郷に家族で移住したときの心境や母親との関係、目標達成ありきの人生のあとの挫折、など勝手に自分と重ねあわせて共感できるところも多かった。「彼らの(子供の)人生は彼らしか生きられない。彼らの幸せは彼らにしか決められない……彼らの人生は親の生き直しではないことを忘れてはならない」。いちばん好きなエッセイは、飛行機で隣り合わせた盛大なゲップを連発する中国人男性が実はすごく面白くていい人だったという「人を“ゲップ”で判断するなかれ」2017/09/13

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