酔いどれの鉄腕。―野球と酒を愛した鷹のクローザーの回顧録

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酔いどれの鉄腕。―野球と酒を愛した鷹のクローザーの回顧録

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  • サイズ 46判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784583115696
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

大阪球場を本拠地とし、一世を風靡した南海ホークス。その象徴とも言える野村克也捕手が兼任監督となった1970年にドラフト1位で入団したのが、日大出身の鉄腕・佐藤道郎氏だ。野村監督から野球を学び、抑え投手として頭角を現し、幾多のタイトルを獲得。引退後は稲尾和久監督のロッテ、星野仙一監督の中日、鈴木啓示監督の近鉄などでコーチを歴任し、落合博満、野茂英雄らの信頼も厚かった。この本は懐かしく、そして荒々しきパ・リーグの豪傑の一人として、多くの逸話を残す佐藤氏の笑いと涙、そしてお酒の匂いがプ~ンと漂う半生をあますことなく書き尽くした1冊だ。南海だけでなく、懐かしのスーパースターとの今明かされる思い出話、地の足の着いたユニークな技術論など、昭和の野球ファンは必読の1冊

内容説明

1970年代に活躍した南海ホークスのクローザー・佐藤道郎。野村克也兼任監督の指導で投球術を深めていった男だ。南海を経て大洋で引退後は、稲尾和久監督のロッテから始まり、中日、近鉄のコーチ、そして中日の二軍監督として、血の通った独自の投手論で多くのピッチャーを育て上げた。現在はスナック『野球小僧』店主。夜な夜なグラスを片手に、古き良き時代のプロ野球の語り部となっている。

目次

PROLOGUE 序章 某月某日『野球小僧』
第1章 日大三高、日大時代
第2章 南海時代
第3章 横浜大洋時代
第4章 ロッテコーチ時代
第5章 中日コーチ時代
第6章 近鉄コーチ時代
第7章 中日二軍監督時代

著者等紹介

佐藤道郎[サトウミチオ]
1947年5月5日生まれ。東京都出身。右投右打。身長181cm、体重87kg(現役時代)。日大三高から日大に進み、4年時は春秋と東都大学リーグを連覇し、いずれもMVPに。ドラフト1位で1970年南海入団。主にリリーフとしてフル回転し、同年新人王と最優秀防御率を獲得。その後、72年最優秀勝率投手、74年は最優秀防御率、最多セーブ、76年は最多セーブを手にした。79年大洋に移籍し、80年限りで現役引退。評論家生活を挟みながら、ロッテ(84~86年)、中日(91~92年)、近鉄(93~96年)でコーチを歴任。2004年から06年まで中日の二軍監督にも就いた。現在は会員制スナック『野球小僧』店主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gtn

23
水島新司「あぶさん」の登場人物にもなった著者。人情家だったが、かつ、理論派でもあった。だから、曲者の江夏や、野茂が彼に心を許した。一方、独善的な成功体験を他人に押し付ける者を嫌った。鈴木啓示監督然り、高木守道監督然り。今も著者が営業する居酒屋に、江本や福本等、戦場を共にした者が顔をのぞかせる。最後に勝つのは人徳。2024/01/30

tetsubun1000mg

16
名前は聞いたことが有るが、現役時代の投球は見たことがなかった。 佐藤氏が書いたのではなくインタビューを口述筆記したような書き方。 75歳ぐらいの年齢だが、プロ野球の元ピッチャーだけあって記憶力はさすがでスラスラと名前やエピソードが出てくる。 稲尾さん、野村さん、落合さんのエピソードが特に良かった。 コーチ時代も教えるだけでなく選手を気持ちよくグランドに送り出すことを考えていたようで、選手には非常に信頼されていたのが伝わってくる。  2023/06/11

katoyann

14
南海ホークスでクローザーを務め、野村克也とバッテリーを組んでいたころはリーグ優勝も経験した、往年のプロ野球投手による回顧録。学生時代から中日二軍監督を務めた頃までの歴史を語る。選手時代は野村や門田と同じチームでプレーし、それぞれのエピソードが書かれている。ノムさんの伴侶であるサッチーからも気に入られていたようで、周りから好かれる性格のようだ。水島新司の漫画『アブさん』で主人公の後輩役のモデルとなったというエピソードも紹介されている。口述筆記のため話が飛びがちだが、プロ野球の歴史において貴重な本だと思う。2024/02/18

nishiyan

14
元南海ホークスの抑えのエースで、引退後はロッテ、中日、近鉄でコーチ・二軍監督として活躍した佐藤道郎の回顧録。型にきっちり嵌った回顧録ではなく、現在、店主を務める会員制スナック「野球小僧」で語る形式になっている。軽妙洒脱な語りは面白く、南海時代の思い出話は今や名監督と讃えられる野村克也の泥臭い部分が垣間見える。コーチとして仕えた稲尾和久さんとの秘話は興味深い。稲尾さんが新任コーチをここまで信頼したのは人間力もあるのだろうが、著者の仕事をきちんと見ていたこともあるのだろう。そして落合博満との縁。良書でした。2023/02/24

£‥±±

8
 嫌味の無いユーモアが有る自伝と球界交遊録。  週刊ベースボールのWeb連載が主だが、肩肘張らずに楽しく読める内容で、プロ野球のよもやま話好きの方には大いにお薦め。  曲者だらけの球界でも育ちと人柄の良さ、そして実力と指導力を認められていた事が窺える。2024/01/11

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