出版社内容情報
大阪球場を本拠地とし、一世を風靡した南海ホークス。その象徴とも言える野村克也捕手が兼任監督となった1970年にドラフト1位で入団したのが、日大出身の鉄腕・佐藤道郎氏だ。野村監督から野球を学び、抑え投手として頭角を現し、幾多のタイトルを獲得。引退後は稲尾和久監督のロッテ、星野仙一監督の中日、鈴木啓示監督の近鉄などでコーチを歴任し、落合博満、野茂英雄らの信頼も厚かった。この本は懐かしく、そして荒々しきパ・リーグの豪傑の一人として、多くの逸話を残す佐藤氏の笑いと涙、そしてお酒の匂いがプ~ンと漂う半生をあますことなく書き尽くした1冊だ。南海だけでなく、懐かしのスーパースターとの今明かされる思い出話、地の足の着いたユニークな技術論など、昭和の野球ファンは必読の1冊
内容説明
1970年代に活躍した南海ホークスのクローザー・佐藤道郎。野村克也兼任監督の指導で投球術を深めていった男だ。南海を経て大洋で引退後は、稲尾和久監督のロッテから始まり、中日、近鉄のコーチ、そして中日の二軍監督として、血の通った独自の投手論で多くのピッチャーを育て上げた。現在はスナック『野球小僧』店主。夜な夜なグラスを片手に、古き良き時代のプロ野球の語り部となっている。
目次
PROLOGUE 序章 某月某日『野球小僧』
第1章 日大三高、日大時代
第2章 南海時代
第3章 横浜大洋時代
第4章 ロッテコーチ時代
第5章 中日コーチ時代
第6章 近鉄コーチ時代
第7章 中日二軍監督時代
著者等紹介
佐藤道郎[サトウミチオ]
1947年5月5日生まれ。東京都出身。右投右打。身長181cm、体重87kg(現役時代)。日大三高から日大に進み、4年時は春秋と東都大学リーグを連覇し、いずれもMVPに。ドラフト1位で1970年南海入団。主にリリーフとしてフル回転し、同年新人王と最優秀防御率を獲得。その後、72年最優秀勝率投手、74年は最優秀防御率、最多セーブ、76年は最多セーブを手にした。79年大洋に移籍し、80年限りで現役引退。評論家生活を挟みながら、ロッテ(84~86年)、中日(91~92年)、近鉄(93~96年)でコーチを歴任。2004年から06年まで中日の二軍監督にも就いた。現在は会員制スナック『野球小僧』店主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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