大人の流儀<br> さよならの力―大人の流儀〈7〉

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大人の流儀
さよならの力―大人の流儀〈7〉

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  • サイズ B40判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062205382
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

さよならから本物の人生は始まるんだ。――国民的ベストセラーシリーズ待望の第7弾私は二十歳代と三十歳代に別離を経験した。
一人は弟であり、もう一人は前妻であった。
なぜ彼、彼女がこんな目にと思った。
その動揺は、なぜ自分だけが? という感情になった。
ところがそういうものと向き合っていると、
やがて別離を経験した人にしか見えないものが見えて来る。
それは彼等が生きていた時間へのいつくしみであり、
生き抜くしかないという自分への叱咤かもしれない。(まえがきより)

週刊現代誌上の連載『それがどうした』掲載のエッセイに加え、本書のために、4編の書き下ろしを収録。

第一章 さよならとは言わなかった
第二章 悲しみは、いつか消える
第三章 どこかで逢ったら
第四章 去りゆくもの
特別収録 旅立つ人へ


伊集院 静[イジュウイン シズカ]
著・文・その他

内容説明

去りゆくものに微笑みを。切ない思いも悲しみも、やがては消える。季節は移ろい、そして新しい人とまた出逢う。

目次

第1章 さよならは言わなかった(さよならは言わなかった;最後に二人で ほか)
第2章 悲しみは、いつか消える(別離をくり返して;君は正しかった ほか)
第3章 どこかで逢ったら(破り捨てた手紙;あの頃のあなたは ほか)
第4章 去りゆくもの(過ち;夢を見ていたのか ほか)
特別収録 旅立つ人へ―青春の日々

著者等紹介

伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。作詞家として『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』『春の旅人』などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

136
伊集院静は新作中心に読んでいる作家です。大人の流儀は読み続けているエッセイシリーズです。『さよなら』に力がある訳ではなく、別離によって人は強くなるということだと思いますが、弟と妻を亡くした著者の言葉には説得力があります。オススメは新成人や新社会人に対するメッセージの特別収録『旅立つ人へ-青春の日々』です。但し、この装丁(別離の季節、桜をイメージしているんでしょうが)はベタ過ぎませんでしょうか?講談社は反省するように!2017/04/15

おしゃべりメガネ

105
シリーズ第7弾です。3作目の『別れる力』と何が違うのかと言われても、正直私にはわかりません。本作には本作の伊集院さんの思いがあるんでしょうね。さよなら云々は別として、人は色んな場面において'さよなら'をしなくてはなりません。死であったり、別離であったりと様々ですが、それもまたやはり抗うコトのできない運命なんでしょうね。7作目にもなっても引き続きででくるお母様との話や、老犬ノボの話、クールな「家人」の話などは、ほっこりとはしながらもやはり身が引き締まる感じさえします。自分の信念に基づいて生きるって大切です。2019/11/29

ケイ

102
伊集院さんの「大人の流儀」シリーズのファン。いつも心にしみてくる。手紙の書き方の時は、本当に参考になった。書きたいように心をこめてというのは、いまも大切にしている教訓。今回は、お母さんが野の花を摘んで、部屋に名前を書いておいてくれていた話がとても良かった。一つだけは大反対。私は子供連れのディーズニーランド帰りの母親は、グリーン車に乗ってもらいたい。子供に怪我させちゃいけない、迷子にさせちゃいけないと気が張ったあとは、ゆっくりした席ですわらせてあげてよ。子供たちもうるさい時間は半分で、あとは寝てると思うよ2022/12/28

小説を最初に書いた人にありがとう

97
本シリーズの2作目を読了。大人(男)とはこう言うモノかと考えさせられる。良くも悪くも頑固というか芯があり、考えにブレがない。要は自信と自覚を持って生きているのだろうな。いつまでも子供のような心持ちで生きていてはいかんなと反省しつつ。頻繁に出てくる「東北一のバカ犬」と飼い犬に対して親愛の表現をする気持ち、共感出来るな~。いつか来る別れに対する心の準備のしかたも教わった気がする。2017/07/02

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51
⭐︎⭐︎⭐︎☆☆。装丁のピンク色が美しい本。とても読み易くて奥深い内容だったので満足はしたのだが、正直、思っていたのと違っていた。が、それは俺が期待し過ぎたせいであって、この本のせいではない。特に死別を経験している方には、なお一層響く内容になっていると思う。2017/04/06

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