出版社内容情報
孤高のミュージシャン・黒木渚が初の単行本をリリース!。縦横無尽に駆け巡る言葉、言葉、言葉――。新しい感性で描かれた衝撃の一冊「超不自然主義」…「あなた、一年後に死ぬわよ」と占い師に言われてから二年。サイコはまだ生きている。その日がきっかけとなり、何も分からないまま占い師の仕事をしているサイコ。そして友人のエリは無機質のモノしか愛せない女。今は旦那と別れるといってうちひしがれている。その旦那とは、人間ではなく地蔵なのだ。こじらせてしまっている二人の女の行き着く先はどこなのか。
「ぱんぱかぱーんとぴーひゃらら」…その日暮らしをしている岩崎はある日、パチンコ大勝ちした。そんな岩崎に「お祝いに抜いてあげようか」と声をかけてきた女がいた。女は風俗嬢のアッコ。二人は一緒に住むようになるが、まともに愛し合っていられたのは束の間。二人の愛は奈落の底へ転げ落ちていく。
「東京回遊」…夫との生活に不満を持つ恵は、出会い系サイトで知り合った男に会うために東京へ向かった。だが、男とは思ったようにはいかず、飛び乗ったタクシーであてのない放浪をはじめる。結婚前女優になることを夢見ていた恵は、気のいい運転手との会話のなかだけで大女優になった自分を演じる。
超不自然主義
東京回遊
ぱんぱかぱーんとぴーひゃらら
黒木 渚[クロキ ナギサ]
著・文・その他
著者等紹介
黒木渚[クロキナギサ]
宮崎県出身。大学時代に作詞作曲を始め、ライブ活動を開始。また、文学の研究にも没頭し、大学院まで進む。2012年、「あたしの心臓あげる」でデビュー。2014年、ソロ活動を開始。『自由律』限定盤Aの付録として書き下ろされた小説「壁の鹿」を『本性』と同時に文庫化し、作家としてもデビューした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒロタカ。
青流星☆