わくわく昆虫記―憧れの虫たち

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わくわく昆虫記―憧れの虫たち

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062201957
  • NDC分類 486
  • Cコード C0072

出版社内容情報

注目の昆虫学者・丸山宗利氏と、「ジャポニカ学習帳」の山口進氏がコラボ! 懐かしい虫たちが掌に蘇る、虫写真エッセイの決定版!注目の昆虫学者・丸山宗利氏と、「ジャポニカ学習帳」の山口進氏がコラボ! 懐かしい虫たちが掌に蘇る、虫写真エッセイの決定版!

はじめに 丸山宗利


秋・冬
撮影後記 山口進
おわりに 丸山宗利


丸山 宗利[マルヤマ ムネトシ]
著・文・その他

山口 進[ヤマグチ ススム]
写真

内容説明

大人気の昆虫学者の“原点”を「ジャポニカ学習帳」の写真家が撮り下ろし!昆虫が好きだったころの記憶。夢中で追いかけたあの虫たちに再び出会う。

目次

春(ダイコクコガネ;モンシロチョウ;モンキチョウ ほか)
夏(カブトムシ;ミヤマクワガタ;クワコ ほか)
秋・冬(ナガサキアゲハ;シオカラトンボ;ウスバキトンボ ほか)

著者等紹介

丸山宗利[マルヤマムネトシ]
1974年東京都生まれ。博士(農学)。九州大学総合研究博物館助教。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。国立科学博物館。フィールド自然史博物館(シカゴ)研究員を経て、2008年より現職。アリやシロアリと共生する好蟻性昆虫を専門とし、アジアにおけるその第一人者。国内外での昆虫調査を精力的に実施し、数々の新種を発見している

山口進[ヤマグチススム]
1948年三重県生まれ。昆虫植物写真家・自然ジャーナリスト。日本自然科学写真協会会員。「花と昆虫の共生」をテーマに、国内外で取材・撮影。NHKの自然番組「ダーウィンが来た!」「ワイルドライフ」などの企画撮影を手がけるほか、ジャポニカ学習帳の表紙を30年にわたって撮り続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

71
ツノゼミの研究で知られる丸山宗則氏の本。著者が子供の頃から成長の過程で出会った虫を写真家、山口進氏の写真とともに振り返る。都会育ちのためいつも昆虫と触れ合うことがなかった著者がどのようにして昆虫を見つけることができたのか、その昆虫の生態も併せて紹介されている。モンシロチョウ、ナナホシテントウ、アゲハチョウなどよく見ることの出来る昆虫からタマムシやタガメのように最近ではとてもレアなものまで。四季毎に55種。自分も子供の頃虫探しをよくしたので初めての昆虫を見つけた喜びがよく伝わってきた。2017/03/08

あじ

40
幼年期に出会った昆虫との馴れ初めを、スキップらんらんらんで軽やかに語る。丸山さんがお祖母ちゃんにねだった旅行のお土産は昆虫、採集して来てくれたそうだ。タガメやアキアカネは水田に混じる農薬によって数を減らす一方、街灯に集まる習性の昆虫はLED化に胸を撫で下ろしている等(LEDには反応しない)、自然の話を織り混ぜて。昆虫学者である丸山さんにも、苦手な昆虫がいるとのこと。私の宿敵は最後の最後に不意打ちで登場、大絶叫が止まらなかった。写真はこの企画のための撮り下ろし。収録されている昆虫は身近な種が中心です。2016/11/12

たまきら

38
丸山先生の本にはずれナシ。特に今回は先生の幼少期の思い出話がたくさんでてきて、楽しかったです。江戸川区ならトンボの保護が結構盛んだな…とか思いつつ、笑ったり「あっわたしも!」と共感したり。でも将来なりたいものはホタル、とは言わなかったなあ、あはは。2023/11/05

わっぱっぱ

37
実に好ましい。知識や情報が豊富でわくわくするガイドブックとも、昆虫好きが小躍りするような採集体験を記録した研究日誌とも違う、しみじみとした喜びが詰まっています。丸山氏の思い出に触れながら読者はそれぞれの体験を思い出し重ね合せるでしょう。虫が好き。このシンプルな気持ちを共有できる、そんな本ってありそうでないように思います。写真がまた良いんだなぁ。私たちが向ける熱い視線にはお構いなしの、彼らの世界を垣間見るようで。2017/09/02

みさどん

22
筆者のあふれる昆虫愛がたっぷり感じられた。愛にあふれるエッセーだな。虫ってだけでいやという大人は多い。子どもにも虫嫌いが増えている昨今、このように愛でている人がいるってことだけでもホッとする。虫や植物が連鎖してバランスをとっている自然なのだ。頭から虫を毛嫌いしたくない。虫をむやみに殺すのもいやだな。身近な虫でもじっくり見れば驚くような美しさを持っていると、見直すところが多かった。丸山さんありがとう。2017/02/07

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