出版社内容情報
毎日の食べ物が、「病気」も「健康」もつくっている。がん食事療法の名医が教える、40歳からの体の酸化を防ぐ食べ方を症状別に紹介日本人の3人に1人の命を奪うがんを治したいという思いから、医師を志した著者は、40年以上にわたり、数千例のがんの手術の執刀を重ねてきた。しかし2002年、5年生存率を調べてみると、手術が成功していたにもかかわらず52%程度しか生存率がないことに愕然とする。
そんなとき、余命3カ月を宣告された末期肝臓がんの患者さんが、ご自宅で徹底した食事療法に取り組んだところ、3カ月後には腫瘍マーカーの値が低下。1年半後のCT検査では、がん病巣の消失が確認された。
この経験を通して、「病を治すのは医者ではなく、患者さんである」との原点に立ち戻る。
本格的な食事療法の研究を始めた著者は、野菜や果物などに含まれるファイトケミカルが自然治癒力を高めるための要であり、体内の代謝に関わるビタミンやミネラルの摂取が重要であるとの結論に至る。
本書では40歳を超えれば誰もが悩まされがちな症状ごとに効果的な食材と組み合わせ例を紹介しています。
食材の持つ効力を最大限に活用した食べ合わせを実践して、万病を退ける健康な体作りを始めましょう。
■ファイトケミカルが体の中から修復する!食べものこそ最高のクスリ
■食べもので体の酸化を防ぐ
■まずは100日!体質を根本から改善する
【症状別食べ合わせ】
・風邪 (玄米がゆ+鶏ささみ)
・もの忘れ (卵黄+わかめ)
・薄毛 (鶏胸肉+納豆)
・疲れ目 (卵+ブルーベリー)
・疲れやすい (玄米+ねぎ)
・女性更年期障害 (納豆+ほうれん草)
・高血圧 (そば+ごま)
・高血糖 (雑穀米 + いんげん豆)
・多汗症 (大豆+小松菜)
・病中・病後の体力回復 (モロヘイヤ+のり)
・食欲不振 (レバー+にら)
・肩こり・腰痛・関節痛 (イワシ+とうがらし)
・花粉症・鼻炎 (にんじん+オリーブオイル)
・神経痛・リウマチ (サンマ+しょうが)・・・ ほか
済陽 高穂[ワタヨウ タカホ]
監修
内容説明
40代を過ぎる頃から代謝が落ち始め、体の3大老化現象「酸化」「糖化」「DHEA(若返りホルモン)の減少」が始まります。毎日の食べ物選びを見直して、「健康寿命」を延ばしましょう。
目次
まずは身近な症状から解決!栄養価が格段に上がる食べ合わせ(風邪(玄米がゆ+鶏ささみ)
病中・病後の体力回復(モロヘイヤ+のり)
頭痛(干しエビ+豆腐)
肩こり・腰痛・関節痛(イワシ+とうがらし)
疲れ目(卵+ブルーベリー)
花紛症・鼻炎(にんじん+オリーブ油)
胃もたれ・二日酔い(長いも+カレイ)
食欲不振(レバー+にら)
疲れやすい(玄米+ねぎ)
便秘・下痢(りんごとにんじんのスムージー+ヨーグルト) ほか)
著者等紹介
済陽高穂[ワタヨウタカホ]
1970年千葉大学医学部卒業後、東京女子医科大学消化器病センター入局。73年国際外科学会交換研究員として米国テキサス大学外科教室(J.C.トンプソン教授)に留学、消化管ホルモンについて研究。帰国後、東京女子医科大学助教授、94年に都立荏原病院外科部長、2003年より都立大塚病院副院長を経て、08年11月より西台クリニック院長、三愛病院研究所所長。千葉大学医学部臨床教授も兼任しながら現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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