完本 信長私記

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完本 信長私記

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  • サイズ A5判/ページ数 510p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062198257
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

織田信長は何を思い、考え、目指していたのか――全編モノローグによる「信長の日記」。すべての答えは、ここにある。

なぜ「種子島(鉄砲)」に興味を持ったのか?
なぜ将軍・足利義輝を保護したのか?
なぜ明智光秀を取り立てたのか?
なぜ桶狭間で今川義元に勝てたのか?
なぜ徳川家康と同盟を結んだのか?
なぜ徳川家康の嫡男・信康を自害させたのか?
なぜ長篠の戦いで武田軍に勝てたのか?
なぜ比叡山を焼き討ちにしたのか?
なぜ安土城を建てたのか?
なぜ松永弾正の裏切りを許そうとしたのか?
なぜ少数の手勢のみで本能寺に向かったのか?

――すべての答えは「信長の日記」にある。

【著者紹介】
花村萬月(はなむら・まんげつ)
1955年東京生まれ。’89年に『ゴッド・ブレイス物語』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。’98年に『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞を受賞。また同年『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞を受賞した。2009年には花園大学の客員教授に就任。

内容説明

なぜ、実弟・信行を殺さねばならなかったのか。なぜ、松平元康(後の徳川家康)と同盟を結んだのか。なぜ、藤吉郎を重用したのか。なぜ、本願寺との戦いを続けたのか。なぜ、林秀貞を追放したのか。なぜ、松永弾正の裏切りを許したのか。そしてなぜ、明智光秀が裏切ったのか。―全ては「私記」=日記にある。

著者等紹介

花村萬月[ハナムラマンゲツ]
1955年東京生まれ。1989年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。’98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年『王国記』シリーズの序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞を受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

109
「信長公記」という本がむかしからありますが、それに対して花村版信長自白伝のような感じです。1人称的な部分が多く信長の自分の気持ちの移り変わりをよく表しているという気がしました。有名な事件などを書いている場面はそんなに多くはないので小説的に自由に書けた気がします。2017/12/19

starbro

66
花村萬月は、ほとんどの作品を読んでいる作家の一人です。本作は箱入りで大型本なので、今回は花村萬月も史実に基づいて真面目に書いたのかなと思って読み始めましたが、やっぱり花村萬月でした。良く知っている織田信長の物語を解体し、再構築した花村萬月版「信長」です。特に前半の青春編、後に盟友となる竹千代(家康)、猿(秀吉)、犬千代(利家)との出会いの場面が秀逸です。どうせなら豊臣秀吉、徳川家康も書いて、三部作にして欲しいと思います。2016/01/22

ASnowyHeron

27
話がいつの間にか進んでいってしまう感じで、話の展開に追いついていくのが大変だった。長編の割には内容がさらさらしている印象。2017/02/06

aloha0307

17
一人称 日記形式で信長の人物像が浮かびあがってくる...なぜ実弟・信行を弑したのか。なぜ、松永久秀&荒木村重の裏切りを許したのか...永年のモヤモヤが解消しました。ただ、物語は本能寺の変にいたる晩年まではカバーしなかったのは残念です。2016/02/13

ドッケン

16
他の信長関連の物語よりも人間臭く描かれていて、とても読みやすかったです。2023/11/12

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