子どもたちへ、今こそ伝える戦争―子どもの本の作家たち19人の真実

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子どもたちへ、今こそ伝える戦争―子どもの本の作家たち19人の真実

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  • サイズ A5判/ページ数 178p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062196260
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8036

出版社内容情報

戦後70年の今年、子どもの本の作家19人が描き下ろしの文と絵で子どもたちに戦争を伝える渾身のドキュメンタリーアンソロジー。2015年――戦後70年の今年、子どもの本を作る者として、子どもたちに戦争をどう伝えるかを考えました。これは、子どもから子どもへのメッセージです。戦争を日常とし、毎日を暮らした当時の子どもたちから、現代の子どもたちへ、その暮らしと思いがそれぞれの視点で描かれています。戦争の体験は、著者のその後の人生に大きな影響を与え、強く生きていく動機になり、表現する仕事を選ばせたと感じます。生きる力の素晴らしさに触れると同時に、子どもの心に刻まれる戦争の痕跡の大きさに、改めて大きな恐怖を感じます。
小学生のお子さんたちは、ご家族に戦争体験者がいない人が多いと思います。小学校3年生以上を目安に編集しましたが、ぜひご家族でもお読みください。すべての漢字に読みがなをつけ、巻末には用語解説、地図、年表などを載せました。イラストも入り、読み進めやすくなっています。著者は、長 新太、和歌山 静子、那須 正幹、長野 ヒデ子、おぼ まこと、立原 えりか、田島 征三、山下 明生、いわむら かずお、三木 卓、間所 ひさこ、今江 祥智、杉浦 範茂、那須田 稔、井上 洋介、森山 京、かこ さとし、岡野 薫子、田畑 精一(敬称略)の各氏。長新太さん以外はすべてかき下ろしです。(担当編集)

講談社[コウダンシャ]
編集

内容説明

子どもの本の作家たち19人の真実。子どもの目と心がとらえた戦争。渾身の19本。小学校中学年以上。

目次

長新太 火の海
和歌山静子 知らなかった
那須正幹 八月六日の思い出
長野ヒデ子 NO WAR!(戦争反対!)は、わたしの根っこ!
おぼまこと ぼくの願いをきいてください
立原えりか ガマンの終わり
田島征三 戦争賛成
山下明生 原子爆弾が落ちた日
いわむらかずお じいちゃんが子どものころ、日本は戦争をしていた
三木卓 子どものころ
間所ひさこ 昔、戦争がありました
今江祥智 あの戦争―大阪大空襲を体験して
杉浦範茂 敵兵と向き合う
那須田稔 忘れられない、少年の日の出来事
井上洋介 行列図
森山京 あの戦争のわたし
かこさとし 白い秋 青い秋のこと
岡野薫子 戦争に生き残って
田畑精一 いつも歌っていた

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

113
子ども向けの本の作家たち19人が自身の子供時代の戦争体験談を書いている。皆に共通していることは自身のすぐ間近に「死」というものがあったことだ。現在でも新聞やテレビの中に死はありふれているけれどこの本の「死」は、変な言い方だがホヤホヤの死ということ、焼夷弾が落ちてきて火まみれになったり、防空国で蒸し焼きになったり、または栄養失調だったり、本当に多くの「死」を見てきた人たちだろう。ロシアがウクライナに侵攻した今、同じ様な子どもたちがいることは悲しい、図書館本2022/03/02

がらくたどん

68
ご感想に惹かれて。戦中に「こども」だった児童書作家さん達の戦争の記憶。児童書架で目にしてきた作家さんばかり。「今」の子ども達が毎日を健やかに過ごせるようにと明るく楽しい世界も積極的に描かれて来た作家さん達が心に刺さったままずっと抱き留めてこられた「あの頃」の記憶が綴られる。子どもが体験した戦争を鮮明に描く作品群の中で反対の声がたやすく賛成に転じる怖さを描いた田島征三氏の「戦争賛成」と大人たちの戦争賛美の大合唱の裏で替え歌で戦争を笑う子供だけの世界を描いた田畑精一氏の「いつも歌っていた」は異彩を放つ。良書 2023/04/23

パフちゃん@かのん変更

54
作品でおなじみの児童書や絵本の作家19人の戦争体験。短くて読みやすい。年齢もまちまちで戦争の恐怖、空腹感、寂しさなどが書かれているが、おそらくこの本を読んだ子供たちが質問する「どうして戦争したんですか」という問いに対する答えはない。「戦争だからしかたがない」と大人はあきらめている。私たちもどうしてこんな戦争になったかきちんと学んだだろうか。世界恐慌から始まったような気がするが日清日露戦争、満州の植民地化、アメリカによる経済封鎖・・・。田島氏の『戦争賛成』で今戦争反対と言っている人も明日はどうかわからない。2016/08/03

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

49
友達に勧められた1冊。絵本や児童書でおなじみの長新太さんやいわむらかずおさん、かこさとしさんら19人の作家が幼少期に戦争体験を綴る。たまたま抱えていた氷に焼夷弾がささり命が助かったなど壮絶な体験の数々。田島征三さんの今戦争反対と言っている人も明日はどうかわからないという『戦争賛成』の話が気になる。今の日本は戦争を体験していない世代が大部分。この本は実体験に基づいているので戦争と平和について考える原点となり、国と国とのありかたや生き方を考えるのに意義深い。小学校中学年以上となっているが大人にも読んでほしい。2019/09/20

かおりんご

43
児童書。かこさとしさんや長新太さん、立原えりかさんら子どもの本の作家19人が書いた自分達の戦争体験談。いろんなところで色んな戦争を経験されたことが分かる。さくっと読めるので、夏休みの読書にぴったり。これで読書感想文を書くのは、厳しいだろうけれど・・・2015/08/03

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