出版社内容情報
11歳の少女ライリーの5人の「感情たち」が、ライリーを幸せにするため冒険を繰り広げる!人間の頭の中を描いた感動ファンタジー!
わかりやすい文章と、CGアニメーションの映画そのままの絵が入って、一人読みを始めたお子様にぴったりの絵本。
11歳の少女ライリーの頭の中にいる5人の感情たち、
「ヨロコビ」「カナシミ」「ビビリ」「イカリ」「ムカムカ」。
それぞれがライリーを守り、幸せにするために、冒険を繰り広げる……!
「人間の頭の中」といういま最も注目されているテーマを描いた絵本で、お子様の知育にもぴったりです。
内容説明
11さいの少女、ライリーのあたまの中には、5つのかんじょうたちがすんでいます。ヨロコビ、ビビリ、ムカムカ、イカリ、そして、カナシミです。ヨロコビたちは、ライリーがしあわせな日々をすごせるように、がんばってきました。でも、ひっこしをきっかけに、ライリーのせいかつはかわってしまい、あたまの中でも、じけんがおこります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
7
《書店》ライリーの頭の中のように、私の頭の中も、カナシミやヨロコビっているのかなあ?2015/07/25
ひまわり
6
どの感情も大切で必要。悲しいことがあるから喜びがある。なかなか哲学的な絵本。2019/11/05
tolucky1962
6
人の感情や思い出を見えるシンボルとして絵に描いて整理するなんて面白い発想。感情たちを冷静に指揮できる大人になるまで大変だ。 一人の人の中に分人を定義する平野啓一郎さんの『私とは何か』を思い出しました。インサイドヘッドの中にあったように、感情たちは状況に応じてタッグを組みプロジェクトを開始する。これが定常的になれば、ひとつひとつ個別の考え方として成立して分人になるような感じでしょうか。 2015/07/19