出版社内容情報
近代を代表する詩人・木下杢太郎。医者・画家としても活躍した巨人の、知られざる生涯と作品に、評伝の名手が迫った、極私的詩人論。近代を代表する耽美派の詩人でありながら、同時代の白秋・茂吉・啄木らに比べ、今日ほとんど顧みられることのない木下杢太郎。中野重治の言葉に導かれ、著者はこの不遇の詩人の作品と生涯を追い始めます。詩人としてだけではなく、皮膚病の医学者、膨大な植物画を遺した画家としても活躍した「もう一人の巨人」の全貌に、評伝の名手が迫った、極私的詩人論。
はじめに
一 出生、少青年時代
二 東京帝国大学医科大学・皮膚科学教室時代
三 南満医学堂及び欧米留学の時代
四 名古屋・仙台時代
五 東京帝国大学時代
あとがき
主な参考文献
岩阪 恵子[イワサカ ケイコ]
著・文・その他
県立神奈川近代文学館[ケンリツカナガワキンダイブンガクカン]
著・文・その他
内容説明
白秋・啄木らとならぶ抒情派詩人・木下杢太郎―。近代を代表する詩人であり医学者・画家としても活躍した巨人の作品と生涯に新たな光を当てる極私的詩人論。
目次
1 出生、少青年時代
2 東京帝国大学医科大学・皮膚科学教室時代
3 南満医学堂及び欧米留学の時代
4 名古屋・仙台時代
5 東京帝国大学時代
著者等紹介
岩阪恵子[イワサカケイコ]
1946年、奈良県生まれ。関西学院大学文学部卒。86年『ミモザの林を』で野間文芸新人賞、92年『画家小出楢重の肖像』で平林たい子文学賞、94年『淀川にちかい町から』で芸術選奨文部大臣賞および紫式部文学賞、2000年「雨のち雨?」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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