絶頂の一族―プリンス・安倍晋三と六人の「ファミリー」

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絶頂の一族―プリンス・安倍晋三と六人の「ファミリー」

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062194341
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「昭和の妖怪」の幻影を追う安倍ファミリーの研究! ゴッドマザー・洋子に操られた首相のいびつさを浮かび上がらせる衝撃の書すべては偉大なる岸信介の血を残すために――。安倍晋三の母・洋子の執念は、この華麗なる政治家一族の姿をいびつなものにしている。養子縁組を繰り返し、家を守ることによって何が生まれたか? 
孤独な政治家・安倍晋三にとって、祖父の宿願を達成することこそ、唯一、洋子に認められる術になる。幻影安倍家三代を丹念に取材し、幻影に追い回された安倍ファミリー・六人の姿を丹念に分析することによって、「安倍晋三」なるものの正体に迫る。
政治取材のトップランナー・松田賢弥が放つ、衝撃の書。

【本書の内容】
プロローグ ゴッドマザー・安倍洋子を軸にした三代
第一章 祖父・岸信介――安倍晋三が追う幻影の正体
第二章 父・安倍晋太郎――「岸の舅」といわれた続けた男
第三章 叔父・西村正雄――唯一晋三を批判できた晋太郎
第四章 隠れた弟を追って――父・晋太郎が築こうとしたもう
第五章 妻・安倍昭恵――奔放な「家庭内野党」で洋子との
第六章 母・安倍洋子――晋三に賭けるゴッドマザーの執念

■プロローグ ゴッドマザー・安倍洋子を軸にした三代
■第一章 祖父・岸信介――安倍晋三が追う幻影の正体
名門一族の秘められた「約束事」/小児麻痺を患った長男・信和/落下傘工場で働いた洋子/終戦の日、岸は病床にあった/「八月十五日」が意味するもの/横浜拘置所への護送/弟・佐藤栄作との「出所祝い」/公職追放解除へ/毎日新聞記者・安倍晋太郎との結婚/政界復帰と自民党結成/憲法改正の宿願/総裁選の敗北と外務大臣就任/釈放八年後の総理就任ほか
■第二章 父・安倍晋太郎――「岸の舅」といわれた続けた男の悲劇
生き別れた母と特攻志願/病の父と瞼の母/晋三が触れないもう一人の祖父/警察の尾行/新聞記者と「岸の娘」/俺の実家は安倍家だ/岸への相反する感情/九才の晋三の前で泣く夫/異父弟の存在を知る/ポスト中曽根レースに加わる/総理になれなかった男として/リクルート報道と入院
■第三章 叔父・西村正雄――唯一晋三を批判できた晋太郎の異父弟
晋太郎の隠された弟/晋三には何が欠けているのか/兄を看取った銀行マン/晋太郎への長文の手紙/戦争を知らない甥・晋三に伝えたいこと/晋三は侵略戦争がわかっていない/「偏狭なナショナリストと離れろ」
■第四章 隠れた弟を追って――父・晋太郎が築こうとしたもう一つの家庭
晋太郎の隠し子と呼ばれて/秘められた料亭の女将との関係/「晋三に言うべきだろうか」/家に寄りつこうとしない晋太郎/母子家庭で育って
■第五章 妻・安倍昭恵――奔放な「家庭内野党」で洋子との確執は続く
夫の原発推進には異を唱える/居酒屋経営を洋子と晋三はどう見たか/義母は我慢をするタイプ/家庭内野党とは何か/夫の背負う呪縛を超えて
■第六章 母・安倍洋子――晋三に賭けるゴッドマザーの執念
岸の血筋がすべて/政界のゴッドマザーと呼ばれて/開かれなかった昭恵の誕生日祝い/昭恵への苛立ち/昭恵との密約/世継ぎをもうけられなかった負い目/洋子が決めた弟・信夫の出馬/晋三は転身に反対だった/信夫を責め立てる養父母/弟・信夫の養母と洋子の確執/すべては岸家の血を残すために/父・晋太郎を乗り越えられたか/血脈への野心


松田 賢弥[マツダ ケンヤ]
著・文・その他

内容説明

「昭和の妖怪」の幻影を追う。すべては、祖父・岸信介のために―。養子縁組を繰り返し、「名門の血脈」を維持し続ける一族。ゴッドマザー・洋子の執念のもと、今日も空虚なプリンスは足掻き続ける。政治取材のトップランナーが放つ昂奮のノンフィクション!闇に包まれていた名門一族の正体。

目次

プロローグ ゴッドマザー・安倍洋子を軸にした三代
第1章 祖父・岸信介―安倍晋三が追う幻影の正体
第2章 父・安倍晋太郎―「岸の女婿」といわれ続けた男の悲劇
第3章 叔父・西村正雄―唯一晋三を批判できた晋太郎の異父弟
第4章 隠れた弟を追って―父・晋太郎が築こうとしたもう一つの家庭
第5章 妻・安倍昭恵―奔放な「家庭内野党」で洋子との確執は続く
第6章 母・安倍洋子―晋三に賭けるゴッド・マザーの執念

著者等紹介

松田賢弥[マツダケンヤ]
1954年岩手県北上市生まれ。業界紙記者を経てジャーナリストとなり、『週刊現代』『週刊文春』『文藝春秋』などを中心に執筆活動を行う。政界について多くのスクープ記事を執筆。妻・和子から小沢一郎への「離縁状」をスクープしたことで第十九回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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おかむら

33
安倍ファミリーの血脈本。政治史にあまりにも疎いので岸信介と佐藤栄作が実の兄弟って初めて知ったわ! そうか憲法改正はじっちゃんの悲願なのか。安倍家の嫁姑問題とか隠し子とか、なんか政治ネタよりも女性週刊誌目線でアッサリ読めた。2015/08/02

井戸端アンジェリか

12
何度も同じ話が繰り返されるので意外と中身は薄い印象。そしてほぼゴッドマザー洋子の話だった。友愛の由紀夫ちゃんちといい、政治家の母は強し。靖国参拝とか憲法改正と自衛隊問題とか、別にどうでもよかったけど知った事で1つお利口になれた気分。 のぞき見趣味読始なので、政治の事以外の下世話な話がやっぱり楽しい。2016/11/21

ぽんくまそ

11
偏執的で意固地な総理大臣の心理を慮るに、真の支配者は首相の母・安倍洋子ではないかという疑いを前から持っていた。著者は以前に、小泉純一郎が未婚を貫く姉・信子の言いなりであることを週刊現代で暴露したことがあるので、期待して読んだ。しかし答には行き着けなかった。だから一族の苦労話になった。ぼくから補足しよう。札幌の真駒内滝野霊園に巨大な観音像が立っていることはCMで北海道の人ならたいがい知っている。この霊園は安倍晋三と近い高橋なる政商が所有し、実は仏像のモデルは洋子で、仏像は洋子観音と言われているらしい。2016/04/13

おーね

6
ちょっとずつ、祖父や父、母の意向にこねくり回されて出来上がっている感じ。祖父や父が死を覚悟していた時代をこういう風の解釈してこうなるか。うーん。2015/05/12

テクパパザンビア

4
絶頂の一族の悲願=憲法改正と集団的自衛権の行使。どうなんでしょう⁉︎『晋三は昭和史を知らなさすぎる。歴史から学んでいない』同感です。昭恵さんの方が政治家に向いてると思う。読後 近代史&戦後史を学んでいない自分を恥じました。2016/01/29

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