出版社内容情報
ハ・ジウォン主演の話題作!元を37年間も揺るがした実在の高麗女性「奇皇后」の運命を力強く描く。NHKBSプレミアムにて放送中14世紀。朝鮮半島の王国・高麗は、中国を支配したモンゴル帝国の元に服属していた。高麗は女性を元への貢物“貢女”として差し出すことが義務付けられていた。彼女たちは、皇室に仕える奴婢として元で一生を過ごす運命。少女ヤンも母とともに捕らえられ、つらい道行を進んでいた。
行軍には、人質として元へ連れて行かれる高麗の世子(王位継承者)、ワン・ユもいた。自国の民が酷い扱いを受けるのを目の当たりにして心を痛め、ヤンたちを逃がそうとするが、元の武将タンギセらにほぼ皆殺しにされてしまう。タンギセの矢で母を失ったヤンは、貢女から逃れたことを隠すため男のふりをして、スンニャンと名前を変え復讐を胸に生きている。
13年後、高麗はますます弱体化していた。朝廷では次の王位を狙って、現王の弟ワン・ゴが暗躍。元の権力者と繋がり、高麗を元に併合させる代わりに、譲位の後押しを頼んでいた。現王の息子ワン・ユはワン・ゴへの譲位を阻止するが、王となったワン・ユに、元から厄介な要請が。高麗へ流罪となった元の皇太子タファンを警護せよというもの。だがそれは、元の権力者の丞相ヨンチョルにとって邪魔なタファンを高麗で暗殺し、責任を高麗になすりつけようとする策略だった。ワン・ユの命を受け、タファンの警護をすることになったスンニャン。三者の運命が、複雑に絡み合っていく――。
【NHK BSプレミアムにて放送中】
●オフィシャルBOOK続々発売●
『韓国ドラマ・ガイド「奇皇后」第1巻』発売中
『韓国ドラマ・ガイド「奇皇后」第2巻』発売中
『韓国ドラマ・ガイド「奇皇后」第3巻』2015年4月10日発売
主な登場人物相関図
第一章 大青島
第二章 元 へ
第三章 滑 脈
第四章 辺境の闘い
第五章 血 書
第六章 皇帝の呪い
第七章 白い帯の矢
第八章 側 室
チャン ヨンチョル[チャン ヨンチョル]
著・文・その他
チョン ギョンスン[チョン ギョンスン]
著・文・その他
金 重明[キム チュンミョン]
翻訳
内容説明
14世紀。朝鮮半島の王国・高麗は、中国を支配したモンゴル帝国の元に服属し、女性を差し出していた。少女ヤンも“貢女”として母とともにつらい道中を進んでいたが、元の武将の矢によって母を失う。逃れたヤンは男装し、スンニャンと名前を変え復讐を胸に生きることに…。13年後、高麗王ワン・ユの命を受け、高麗へ流罪となった元の皇太子タファンを警護することになったスンニャン。その出会いから三者の運命が、複雑に絡み合っていく―。裏切りと復讐、貫く愛。人気ドラマの原作小説。
著者等紹介
チャンヨンチョル[チャンヨンチョル]
韓国KBS大河時代劇『大祚榮(テジョヨン)』の準備作業中に結婚し、脚本家夫婦として有名に。韓国を代表するドラマ脚本家
チョンギョンスン[チョンギョンスン]
韓国KBS大河時代劇『大祚榮(テジョヨン)』の準備作業中に結婚し、脚本家夫婦として有名に。韓国を代表するドラマ脚本家
金重明[キムチュンミョン]
1956年東京生まれ。小説家・翻訳家。1997年に『算学武芸帳』(朝日新聞社)で第8回朝日新人文学賞を受賞、2005年に『抗蒙の丘―三別抄耽羅戦記』(新人物往来社)で第30回歴史文学賞を受賞、2014年に『13歳の娘に語るガロアの数学』(岩波書店)で日本数学会出版賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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