出版社内容情報
曽野綾子氏と、エジプト考古学の第一人者の吉村作治氏が縦横無尽に「アラブに学ぶ人生の目利き」となる方法を語り合った。「ここ数年の私の本の中でも会心作!」「この本を知っている限りすべての政治家や財界人に送って読ませたい」と曽野綾子さんが語るほど、納得の1冊に仕上がりました。
砂漠の民であるアラブ人は、自分たちのテリトリーを守るために、危機管理能力、他人との交渉術に長け、人を見抜く力=人間の目利きが、どこよりも傑出した人々である。
・この人間は信用するに足るかを見抜く目/自分の考えを押し通して、相手を動かせてしまう交渉力/危機を察知し、遠ざけるリスクマネジメント能力/クライアントと揺るぎのない関係をつくる人間力、そして部下、ファミリーを守る包容力/老人の知恵を尊重する高齢化社会対応の生き方/「インシャー・アッラー(神のみぞ知る)」の究極のポジティブ・シンキング……これまであまり知ることのなかったアラブの民の賢くたくましく生きる知恵を一般実用書としても役立てるように構成する。
自身、サウジアラビアをはじめ、数多くのアラブ諸国を旅して、関連著書も多い曽野氏と、エジプト考古学の第一人者の吉村作治氏が縦横無尽に「アラブに学ぶ人生の目利き」となる方法を語り合い、1970年の大ベストセラー「日本人とユダヤ人」にも匹敵する生き方指南書「日本人とアラブ人」の完成となった。
第1章 「優しいバカ」の日本人
第2章 かくも見事なアラブ人の危機管理能力
第3章 「相手の顔を立てる」勝つ交渉術
第4章 「インシャー・アッラー」イスラム教の基礎知識
第5章 「人生の読み手」になる方法
第6章 嘘を見抜く眼力を持つ
曽野 綾子[ソノ アヤコ]
著・文・その他
吉村 作治[ヨシムラ サクジ]
著・文・その他
内容説明
強く、賢く、疑い深く、したたかに。人を見抜く眼力を持つ。裏表を使い分けて生きる。家族の名誉を守る。相手の顔を立てる。不平等は当然。人生の本質は闘い。そして、他人と同じ生活を恥じる―アラブの知恵で、日本人は復活する!
目次
第1章 「優しいバカ」の日本人
第2章 かくも見事なアラブ人の危機管理能力
第3章 「相手の顔を立てる」勝つ交渉術
第4章 「インシャー・アッラー」イスラム教の基礎知識
第5章 「人生の読み手」になる方法
第6章 嘘を見抜く眼力を持つ
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒業。54年、『遠来の客たち』が芥川賞候補となり作家活動に入る。97年、「海外邦人宣教者活動援助後援会」(JOMAS)代表として吉川英治文化賞、読売国際協力賞を受賞。2003年、文化功労者。95年~2005年まで日本財団会長。09年から13年まで日本郵政社外取締役
吉村作治[ヨシムラサクジ]
1943年、東京都生まれ。早稲田大学名誉教授。工学博士。東日本国際大学副学長・教授。エジプト考古学者。66年、当時早稲田大学生で、アジアで初めてのエジプト調査隊を恩師故川村喜一教授と計画し実行。その後カイロ大学に留学し、40年以上にわたって現地調査を行う。87年にはクフ王のピラミッド南側から4550年前の第2の太陽の船をハイテクで発見、復原に向けてプロジェクトを進めるほか、王家の谷・アメンヘテプ3世王墓の保存修復をユネスコと共同プロジェクトとして実施中、その他3ヵ所を発掘調査中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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