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蜂に魅かれた容疑者―警視庁総務部動植物管理係

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062190268
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

東京を襲うスズメバチの攻撃に、警視庁動植物管理係の迷コンビは!? 「福家警部補の挨拶」著者が贈る新感覚“生き物”ミステリー。

新興宗教団体『ギヤマンの鐘』にかかわる事件で警視庁が緊張に包まれる中、都内とその近郊の各地でスズメバチが人を襲う事故が、連続して発生する。その中には高速道路を走行する自動車内で蜂が人を刺すという重大な事例もあった。本庁の総務部総務課動植物管理係の須藤友三警部補と部下の薄圭子巡査は、蜂の事故の捜査を始めるが――!?

【著者紹介】
1968年生まれ。京都府出身。学習院大学法学部卒業。1997年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作を受賞。1998年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞。その後精力的に執筆を続け、「福家警部補」シリーズは2014年にTVドラマ化されるなど人気を博す。著書に『オチケン!』『聖域』『白戸修の狼狽』『小鳥を愛した容疑者』など。

内容説明

新興宗教団体にかかわる事件で、捜査を指揮していた警視庁の管理官が銃撃された。庁内が緊張に包まれる中、都内近郊の各地ではスズメバチが人を襲う事故が続けて起こる。その中には高速道路を走行する車中で蜂が暴れるという重大な事例も―。本庁の総務部総務課動植物管理係の須藤友三警部補と部下の薄圭子巡査は、捜査一課からの依頼で蜂の事故の調査を始めるが―!?平穏な日常を脅かす小さな「兵器」に、警視庁の「いきものがかり」コンビが立ち向かう!窓際警部補と動物オタクの女性巡査が駆ける!スリルと抱腹の最新警察小説!!

著者等紹介

大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年生まれ。京都府出身。学習院大学法学部卒業。1997年「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作を受賞。1998年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅はこべ

171
蜂が出てくるミステリといえば、クリスティの『大空の死』、北村薫の覆面作家シリーズにもあったと思う。ホームズは探偵引退後に養蜂家になるし。蜂はミステリと相性がいい?明らかに地下鉄サリン事件、国松長官狙撃事件が元ネタになっているけど。終わり方がちょっと不穏。このシリーズの設定とキャラで長編ができるとは思わなかった。2017/04/02

takaC

154
薄ちゃんは前からそんなに天然だったっけ?警察の連係悪いよね。捜査一課の福家さんはどこで何をしているやら。田之倉刑事にも何か裏か下心があるかと思って読んでたけどただの囮だったのか・・・2015/08/07

うさ丸

153
シリーズ第2弾。 今回は蜂がメインの長編です。 須藤・薄の息の合った迷コンビ?ぶりも面白く前回同様楽しませてもらった。 今作で蜂の生態を詳しく知ることが出来たがスズメバチ以外の蜂はあまり害がないのだからあまり敵対視しないように努力したい。 薄刑事の何があっても真っ先に人間以外の生物をまず初めに考え巡らせる描写は「地球は人間と生物・植物ありとあらゆる物と共存して成り立っている」ことを改めて思い起こさせる筆者のメッセージとして捉えておきたい。 第3弾も楽しみ。2018/06/02

タックン

128
シリーズ2作目。読みやすく面白いから一気読み。蜂を使った恐ろしいテロ・・・宗教団体との戦いも絡めてユーモアある話ながらななかなかの重量感あって読み応えあり。須藤と薄の会話が軽妙でにやにやしちゃう。特に薄ちゃんのボケが最高。 でも動物だけでなく昆虫・植物にまで博識あって、実はあの昆虫捜査官の准教授以上のキャラかも?次回は新キャラ田之上刑事も絡めていって欲しいな。 でも(スズメバチ)って作品があったから蜂を使うのはなあ・・・・・?2014/09/30

初美マリン

106
蜂も奥が深い。気にしたこともなかったが。2019/03/05

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