誉れの赤

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  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062189965
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

戦国最強の部隊=「赤備え」の遺伝子を受け継ぎ、武田、徳川、井伊に仕えて天下を目指した「最後の武士」の生き様を描く長編小説。

「赤備えは戦場の華なり。人に先んじて敵に当たり、比類なき手柄を上げ、そして……無事に生きて帰る者なり」

 戦国最強の部隊――赤備え。戦場で最も目立つ朱の具足をまとった集団が現れただけで、敵兵は畏れ、逃げ惑い、敗れていった。「天下取りの部隊」として諸国に轟いたその強さに憧れる甲斐の地侍の成島勘五郎と、幼なじみの農民飯沼藤太は、武田信玄配下の赤備えを率いる山縣隊に加わり、武功を立てる。武田家が鉄砲を主戦力とする織田・徳川連合軍に長篠の戦いで敗れた後、生き残った勘五郎は徳川に主家を変え、武田の赤備えを引き継いだ、〈赤鬼〉井伊直政のもとで天下取りを目指す。
 鉄砲の出現によって戦国が終わる時、一人の下級武士に何ができるのか。〈赤〉の遺伝子を受け継いだ最後の武士の生き様を描いた長編小説。

【著者紹介】
吉川永青(よしかわ・ながはる)
 1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業後、会社員として勤務のかたわら執筆を始め、2010年「我が糸は誰を操る」で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。同作は、『戯史三國志 我が糸は誰を操る』と改題し、2011年に刊行。三國志ファンのみならず、幅広い評価を得る。同年には第2弾『戯史三國志 我が槍は覇道の翼』を刊行、2012年、第33回吉川英治文学新人賞候補となり、大きな話題を呼ぶ。他に、シリーズ完結篇の『戯史三國志 我が土は何を育む』、『時限の幻』、『義仲これにあり』、『義経いづこにありや』がある。

内容説明

戦国最強の部隊―「赤備え」。戦場で最も目立つ朱の具足をまとった集団が現れただけで、敵兵は畏れ、逃げ惑い、敗れていった。「天下取りの部隊」として諸国に轟いたその強さに憧れる甲斐の地侍、成島勘五郎と、幼馴染みの百姓・飯沼藤太は、武田信玄配下の赤備えを率いる山縣隊に加わり、武功を立てる。武田家が鉄砲を主戦力とする織田・徳川連合軍に長篠の戦いで敗れた後、生き残った勘五郎は徳川に主家を替え、武田の赤備えを引き継いだ“赤鬼”井伊直政のもとで天下取りを目指す。

著者等紹介

吉川永青[ヨシカワナガハル]
1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業後、会社員として勤務のかたわら執筆を始め、2010年「我が糸は誰を操る」で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BlueBerry

69
戦国最強の部隊の赤備えの一員である勘五郎が、武田が滅び徳川が覇者となって行く長い期間を駆け抜けて行ったというようなストーリー。程ほどには楽しくて飽きることなく読み進められるのだけれど、胸弾むとか。('-'。)(。'-')。ワクワクするような事が無かったのが残念でした。ラストも「まあ、そんなものかな」と言う感じ。序盤○中盤○ラスト○総合○2014/12/03

baba

30
読メ紹介の初作家さん。先日読んだ「修羅走る関ケ原」の先鋒福島正則を抜け駆けした井伊赤備えがこの著書で武田赤備えからと知り興味深く読んだ。武田敗戦後赤備えの意義を見い出し残る者と、統率者に異議を見い出し去る者、石川数正の苦慮、井伊直政の家康に対する愚直な想い、それぞれの魅力ある武者に引き付けられどんどん物語に入っていく。関ケ原の戦いはそうなるかなという展開でちょっと切ないが、最後家康が赤備えの武者を追想する所に深みがあった。新しい作家さんとの出会い、別の作品の興味がわく。2014/10/10

なつきネコ@執事になる化け猫 全てのご主人様、お嬢様、紅茶をどうぞ☕

27
戦場を往来し続けた一介の赤備え。まったく胸が熱くなる設定を持ってきた物だ。勘五郎の赤備えと強さのテーマはいい。赤備えは無言で攻め、華美に走らない赤い鎧はカッコよさは憧れる。大阪の陣で家康が赤備えの古兵とのエピソードは好きで、家康や戦国武士を物語れている。一兵卒から尊敬された山縣に比べられる直政。たしかに直政を主君にはしたくない。ドロップした藤太の気持ちはわかる。それでも直政にしがみつく勘五郎。激情だけではない有能な直政は若いだけあっていろいろな物に振り回されて大変。赤備えの美しさを確信した一冊でした。2017/09/27

ren5000

27
武田の最強軍団赤備えから下り徳川井伊隊の赤備えを支えたふたりの若者を通して赤備えの持つ矜持や誇りを描いた作品。主人公の勘五郎のキャラがやや弱い分、実在の井伊直政が強烈な人物として際立っていました。これは作者の意図したものだろうか?吉川さんの時代ものは外れがないし、いま一番好きな時代小説作家です。2014/08/29

maito/まいと

25
これは名作!吉川作品の最高傑作ではなかろうか。武田→徳川へ受け継がれる最強騎馬軍団「赤備え」へのあこがれを胸に生きてきた二人が、長篠合戦を機に徳川へ。降伏軍の屈辱、度重なる配属替え、揺れる誇り、そして隔たる二人の想い。史実に忠実な展開(高天神城攻防戦、大須賀康高をこんなに取り上げた作品も珍しい)、“暴君”井伊直政とのやりとりも(これまでの吉川作品の中で)泥臭くまっすぐで心に響く。合戦の臨場感もページめくりがとまらない興奮、感動のラスト(以前行った彦根城博物館の甲冑を思い出した)文句なしのオススメ作品です。2014/09/09

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