出版社内容情報
「アナと雪の女王」の主役、エルサとアナの二つのお話の絵本。前から、後ろから読んで、相手を思いやる優しい気持ちになれるお話。
ディズニー映画「アナと雪の女王」の二人の主役、エルサ女王と王女アナのお話が一冊にまとめられた絵本です。
表紙からページをめくると、「エルサの氷のおはなし」が始まります。エルサ女王の恐怖に満ちた心と、妹を思う気持ちが綴られています。裏表紙からページをめくれば、「アナの愛のおはなし」が読めます。ここでは王女アナの愛を求める心と、姉を思う気持ちが描かれています。
それぞれのお話を読んで、互いを思いやっているのに、相手に届かない二人の心が、次第に近づいていくようすを楽しめる本です。
＜あらすじ＞
小さな王国の二人の王女、エルサとアナは、とても仲のいい姉妹でした。が、幼い頃の悲しい事件のせいで、氷と雪を操る強力な魔力を持った姉・エルサを心配した国王とお妃は、姉妹を引き離して育てます。
姉妹が再び顔を合わせたのは、エルサが女王になる日でした。そして、エルサの魔法の力が、国中にしられてしまい、エルサは城から逃げました。エルサの妹、王女アナは、仲間とともに、エルサを探しに森へ入ります。引き裂かれた姉妹の運命は……？ そしてエルサの魔法で凍った王国を救う、“真実の愛”とは……？
内容説明
王国の女王エルサは、人に知られたくない、魔法の力を持っています。その秘密が公になった日、エルサは国中をこおらせ、城から逃げました。エルサの妹、王女アナは、仲間とともに、エルサを探しに森へ入ります。引き裂かれた姉妹の運命は…？そしてこおった王国を救う、“真実の愛の力”とは…？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
34
【図書館】片方からめくるとエルサの事情…そして裏側からめくるとアナの気持ち…というふたつのお話が読め、お互いの葛藤と、相手を思う気持ちが伝わってくる…という凝った構成の一冊です。小さなお子さんでも読めるよう簡単にまとめてはありますが、行間から大切に思っているのに伝わらないすれ違いの哀しさと、届いたときの嬉しさがにじみ出てきて 大人でも楽しめました。映画の補完としても、下手なストーリーブックより素敵だと思います♪2016/05/03
たまきら
21
絵がかわいく、エルサとアナ、両方の視点が表・裏と言った形でたのしめるちょっとおもしろい作りです。でも、ちょっと強引かな？オタマは普通のお話の方が好きだそうです。でも絵がかわいいんだなあ。2016/12/12
リリィ
8
絵に惹かれて。直訳したような不揃いの文章と、本編をざく切りにして継ぎ接いだような、妙なテンポで読みにくく感じた。超スピードすぎて、本編を観ていないと疑問符が頭に浮かびそう。お洒落な絵と、前と後ろでアナとエルサ、二人の視点が楽しめる点は良かった。2014/10/01
退院した雨巫女。
7
《書店》アナとエルサの二人が、お互いをいかに愛しているかが、よくわかる絵本。表は、エルサの裏は、アナの話になっているのがいい。2014/02/26
biba
3
途中で逆さまになるので、びっくり。２つのお話が入った本でした。子ども向けでわかりやすく描かれていました。思っていたよりすてきな絵本でした。2017/01/08
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