出版社内容情報
お友達と絶交中でちょっと不機嫌なれいなちゃんがクリスマスのクッキーをつくっていたら女の子の形のクッキーが突然話しだします。講談社児童文学新人賞受賞作家による最新幼年童話。
「けんかしていても、友だちなの?」
「友だちだから、けんかをするんだろ?きらいだったら友だちにならないよ。れいなはひなこがきらいなのかよ。」……本文より。
お友だちと絶交中でちょっと不機嫌な小学二年のれいなちゃんは近くに住む三年のゆうだいくんと高校生のお姉さんのみさちゃんからクリスマス用のジンジャークッキーづくりに誘われます。みさちゃんにクッキーのつくりかたをおそわりながら、こねたタネから女の子の形を抜いていると、クッキーの女の子と、抜けたタネの女の子の形の穴がしゃべりだし、けんかを始めます。実はゆうだいくんも親友のたくまくんとけんかをしていて、ゆうだいくんがクッキーの男の子を抜いていると、やはりクッキー達がけんかをしだしました。今も昔も永遠にかわらない、女の子同士、男の子同士のけんかの理由とそれぞれの仲直りをしたくなる気持ちをユーモアあふれるストーリーで描きます。
巻末には世界中のクリスマススイーツの紹介やジンジャークッキーのレシピもついて、家族やお友だちみんなで楽しめる一冊です。
すべての見開きに山田詩子氏のかわいい挿絵入り。
梨屋 アリエ[ナシヤ アリエ]
著・文・その他
山田 詩子[ヤマダ ウタコ]
著・文・その他
著者等紹介
梨屋アリエ[ナシヤアリエ]
児童文学作家。法政大学非常勤講師。1998年、『でりばりぃAge』で第39回講談社児童文学新人賞受賞し、翌年、単行本デビュー。2004年、『ピアニッシシモ』(講談社)で第33回児童文芸新人賞受賞
山田詩子[ヤマダウタコ]
絵本作家、イラストレーター、カレルチャペック紅茶店オーナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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