祈りの幕が下りる時

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062185363
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第48回吉川英治文学賞受賞作品! 1000万人が感動した加賀シリーズ10作目にして、加賀恭一郎の最後の謎が解き明かされる。極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが――
第48回吉川英治文学賞受賞作品! 1000万人が感動した加賀シリーズ10作目にして、加賀恭一郎の最後の謎が解き明かされる。

東野 圭吾[ヒガシノ ケイゴ]
著・文・その他

内容説明

悲劇なんかじゃない これがわたしの人生。極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが…。

著者等紹介

東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年大阪府生まれ。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞。1999年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞を受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞。2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんちん

1004
予備知識なく読み始めた。今まで隠れていた加賀母が。”加賀シリーズに関係のない”ところでネタとして登場?確かに、つかみはOKだよ、反則なくらい。とまじめに思った。が、松宮登場!あれ?これは、加賀恭一郎シリーズ?!だって帯にも何もなかったし!知りませんでしたよw 気を取り直しw さすがに今回は身内のこともあり、”らしくない”行動がとても目だった。違法”的”捜査の是非はともかく、彼の人間くささが久しぶりに感じられた気がしたのはちょっとうれしいかな。さて、彼の異動後の活躍、恋愛ネタなど今後も期待!2013/09/25

サム・ミイラ

980
真夏の方程式もそうだがコンパクトにまとまった砂の器みたいな感じがしてしょうがない。不幸な出来事から、親と子が旅に出るところも似ている。悪くはないがあまり後には残らない。事件の発端がどうであれ、あまりに身勝手で歪んだ親子愛には全く共感出来ない。日本橋界隈を辿るミステリの部分は麒麟の翼とほとんど同じなのですぐ分かってしまう。とにかくこの作品にはヒューマニズムを感じない。きつい感想お許しください。2014/02/10

takaC

905
加賀さんとの出会いはお互いにまだ大学生だった頃の昭和末期。それから凡そ26年経った今日このエピソードを読めたことは大変感慨深い。ここ数年世間では加賀恭一郎=阿部寛なる誤った連想が幅を利かせていて少なからず不満だったがこの本を読めた今、すべて水に流そう。2014/04/30

ダイ@2019.11.2~一時休止

765
加賀恭一郎その10。加賀らしいストーリーと終わりで面白かった。人情ミステリって感じです。2013/10/02

Yunemo

696
うーんと唸って読了。事件の解明に合わせて、親の情の深さをまざまざと感じさせられた作品。複雑な人間模様、絡み合った人間関係を、解きほぐしていく過程に揺らぎの気持で一杯。最後に安堵感!そうは言っても、何だかやり切れませんね。身を隠す手段に原発事業、この時期に改めて原発問題が身に沁みます。シリーズものとはいえ、本作品だけでも十分以上に堪能できました。2013/11/30

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