出版社内容情報
韓国のスペシャリストが書いた、朝鮮王朝五百年における本当に泣ける禁じられた恋の数々。韓国ドラマファンにもお勧めです!
作家・多胡吉郎氏はNHKで韓国取材に長く携わったほか、韓国の歴史についての本を何冊も刊行している韓国のスペシャリスト。その多胡氏が、朝鮮王朝500年の間であった、とっておきの禁じられた愛を描き出す。もちろん史実に根ざしつつ、まるで物語のように読める形で。身分違いの恋、政敵との恋愛など、さまざまな障害の中、人を愛する純粋さが伝わり読者の胸を打ちます。恋物語として楽しめ、韓国ドラマ好きにもお勧めです。
まえがき
PART1 王族の愛
第1話 王妃から奴婢へ、尼へ。貫かれた純愛~端宗の妃、定順王后・宋氏~
第2話 チマ岩から見せた永遠の愛の証~中宗の糟糠の妻、端敬王后・慎氏~
第3話 近代朝鮮に咲いたあだ花~夫の理想に殉じた昭顕世子の妻、姜氏~
PART2 民草の愛
第4話 命を懸けた身分違いの恋~奴婢への愛に殉じた良人の娘、加伊~
第5話 名花がたどりついた愛の真髄~朝鮮随一の遊女・黄真伊(ファン・ジニ)~
第6話 朝鮮王朝最大の恋物語~永遠の愛のヒロイン・春香(チュニャン)~
内容説明
大王世宗、悲劇の王・端宗、チャングムが仕えた中宗など、ドラマにも出てくる名君や印象に残る人物がもっと身近に思えてくる心が熱くなる極上のラブストーリー。
目次
第1話 命をかけた身分違いの恋―世宗大王が裁いた、良女・加伊と奴婢・夫金の愛
第2話 王妃から奴婢へ、尼へ。つらぬかれた純愛―端宗の妃、定順王后・宋氏
第3話 山深くに結ばれた恩讐を超えた恋―世祖の娘と金宗瑞の孫、「王女の男」の愛の真実
第4話 チマにひろげた愛の証―中宗の糟糠の妻、端敬王后・慎氏
第5話 朝鮮王朝最大の恋物語―永遠の愛のヒロイン・春香
著者等紹介
多胡吉郎[タゴキチロウ]
1956年、東京都に生まれる。80年、日本放送協会(NHK)入局。以後ディレクター、プロデューサーとして、多くの番組を手がける。2002年、英国勤務を最後に独立、文筆の道に進む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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