出版社内容情報
戦後最大の消費者被害事件となった「安愚楽牧場」事件。こうした和牛商法はなぜ続くのか。詐欺取材に執念を燃やす社会部記者の記録
被害額4300億円、被害者7万人と、戦後最大規模の消費者被害事件となった安愚楽牧場事件。1990年代、そして2000年代後半に起こった「ふるさと牧場事件」など、怪しい和牛預託商法が行われ、そして摘発されてきた歴史があるにもかかわらず、悲劇はまたもや繰り返されたのはなぜなのか?
自他共に「詐欺専門記者」と認める共同通信社記者が、徹底取材で分析した「詐欺犯罪はなぜなくならないのか」
第1部 安愚楽牧場事件
1・戦後最大の詐欺事件?
2・暴かれた疑惑
3・放漫経営の末に
第2部 ふるさと牧場事件
4・騙したのは誰だ
5・そして巨悪は逃げおおせる
第3部 詐欺犯罪はなぜなくならないのか
6・詐欺師たちを追いかけて
7・被害者は悪くない
【著者紹介】
さいとう・ともひこ 共同通信社会部記者
内容説明
負債総額4300億円、被害者総数7万人。戦後最大の消費者被害事件となった「安愚楽牧場事件」の真相とは?“詐欺専門”の異名をとる記者が調べ尽くした詐欺犯罪のすべて。
目次
第1部 安愚楽牧場事件(戦後最大の詐欺事件?;暴かれた疑惑;放漫経営の末に)
第2部 ふるさと牧場事件(騙したのは誰だ;そして巨悪は逃げおおせる)
第3部 詐欺犯罪はなぜなくならないのか(詐欺師たちを追いかけて;それでも被害者は悪くない)
著者等紹介
斉藤友彦[サイトウトモヒコ]
1972年、愛知県生まれ。名古屋大学文学部卒業後、1996年に共同通信社入社。津、千葉、大分の各支局を経て2003年から社会部所属。社会部では裁判取材が長く、東京地裁、高裁、最高裁のほか厚生労働省を担当した。その一方、担当とは別に千葉支局時代から詐欺や悪質商法の独自取材を開始。和牛商法のほか、さまざまな投資詐欺会社、インターネット詐欺などを報じてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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