出版社内容情報
わが国の年金・福祉システムが将来生み出すであろう「高齢化社会の惨状」をズバリ予測し、問題点に切り込む衝撃の書。
内容説明
怒れ若者。年金独り勝ち世代の暴走を許すな。
目次
序章 一億総パラサイト論―世代間最終戦争の行方
第1章 欧米で始まった世代間戦争の前哨戦(年長者と将来世代の「世代間戦争」;世代間戦争のシナリオ ほか)
第2章 七〇歳世代の大罪(年寄り各論)(七〇歳は幸せ―死ぬまで「高度成長」を続けるのか;七〇歳世代の幸せな人生 ほか)
第3章 「怒れ!若者」(若者の仕事が奪われている;有効求人倍率の裏側 ほか)
第4章 バラ色の「少老化政策」(世代間問題の三つの命題;若者を食べる高齢政府に断食を ほか)
最終章 どうやって少老化を実現するか(これから始まる「少老化」政策;八〇歳未満は老人と名乗れない時代がやってくる ほか)
著者等紹介
立木信[タチキマコト]
1963年生まれ。中央省庁を担当する経済記者を経験した後、現在、経済アナリスト。地価・株価の下落問題や年金、世代会計等、戦後日本社会が抱える諸問題について、独自の視点から行う分析については定評がある。家族の変容を扱った近未来を分析する新作を現在、執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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