内容説明
好漢か悪漢か、正義か商売か、右翼か左翼か。群像劇で一気に綴る、新聞メディアの近現代史。渾身の書き下ろし決定版。
目次
第1章 創刊―明治元年から明治二十七年頃まで(木村騰―放蕩逃避の若き創設者;津田貞―反逆主幹の裏切り御免状 ほか)
第2章 躍進―明治二十七年から明治四十四年頃まで(小川定明―近代日本の三奇人は朝日新聞記者;池辺三山―朝日中興の祖の過信と誤算 ほか)
第3章 代謝―大正元年から大正十二年頃まで(長谷川如是閑―行方をくらました社会部長の危険な魂胆;中野正剛―何者をも許さない完璧主義者の狂想曲 ほか)
第4章 迷走―大正十四年から昭和十二年頃まで(細川隆元―粗忽なパワーエリートが明かす実相;石井光次郎―政治部記者になれなかった好漢 ほか)
第5章 戦乱―昭和十二年から昭和二十年八月まで(村山長挙―中途半端な英明が不徳を生んだ裸のプリンス;尾崎秀実―醜聞で屠られた優しすぎたインテリの破滅 ほか)
第6章 総括―昭和二十年八月から昭和四十八年頃まで(鈴木文四郎―正直者の名物記者が抱いたささやかな野望の独白)
著者等紹介
宮下賢一[ミヤシタケンイチ]
昭和34年生まれ。鹿児島県枕崎市出身。オフィス・DON主宰。グラフィックデザイナーを経て出版物の企画制作、近現代史ライターに転進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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