出版社内容情報
がんを手なずけ生き尽くす三つの呪文とは? デザイン界の巨匠が悟った大阪人的「まあ、ええやないか」精神で生きるススメ
2010年3月1日に食道がんを宣告され、抗がん剤治療を終えたのち、5月18日に手術。無事成功し、6月8日に退院、その後、順調に回復して現場復帰を果たした著者の、貴重な入院体験記と衝撃スケッチの数々。ガンと正面対決するのではなく、あくまで大阪人的なおおらかさで乗り切った「がんと闘うメンタルタフネス」の真髄を満載。
内容説明
がんを手なずけ、生き尽くすための三つの呪文とは?
目次
第1章 入院中の自分観察
第2章 学歴より食歴
第3章 飲み食い超人時代
第4章 健やかな身体へ
第5章 入院にビビっている人へ
第6章 教訓
第7章 三つの呪文
著者等紹介
長友啓典[ナガトモケイスケ]
1939年大阪生まれ。1964年桑沢デザイン研究所卒業。日本デザインセンターを経て、1969年、黒田征太郎とK2設立。エディトリアル、各種広告、企業CI、及びイベント会場構成のアートディレクションを手がけるほか、多数の小説の挿絵、エッセイ連載などでも活躍し、現在に至る。日本工学院専門学校グラフィックデザイン科顧問、東京造形大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アリ子
12
wowow「W座からの招待状」を久しぶりに見たら別の方に変わっていて、亡くなられたと知りこの本を手にとりました。とても素敵なお人柄。亡くなる直前まで美味しいものを食べ歩きされていたご様子。理想です。2017/08/02
ようこ
3
アートディレクター長友啓典の自伝兼闘病記。生まれ育った大阪天王寺やデザイナーとして駆け出しの頃の飲み道楽、食い道楽の様子が昭和臭くて少し羨ましい。2015/08/10
Jam
1
ガンになってしまったら、とても辛い事だろう。もう過去をやり直す事はできない、しかし前向きに病気に向き合うという考え方もある。 自らの生い立ちから今までの人生を振り返りながら、すべてに感謝する気持ちが伝わってくる。 2019/04/04
haku
1
生きる力ってのは、あれやりたい、これやりたい、俺もてたい、ってな欲が重要とな、、、ということは、私の物欲は生きる力ななんだなあ!!と調子のいいとこだけ、拾わせて頂きました。2016/11/15
ponchang
0
k2は憧れでもあったなぁ。2017/08/11