乱脈経理―創価学会vs.国税庁の暗闘ドキュメント

電子版価格
¥1,595
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

乱脈経理―創価学会vs.国税庁の暗闘ドキュメント

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062172318
  • NDC分類 188.98
  • Cコード C0036

出版社内容情報

池田大作名誉会長は、こうして国税を免れた!
[宗教とカネのタブーに迫る問題作]

国税幹部「後でバレたら重大なことになる。こちらもそちらも」
矢野「理屈通りなら頭を下げて頼まない」

緊迫のやりとりを「黒い手帖」を元に再現

まえがき
 池田名誉会長からの贈り物/「捨て金庫事件」/「黒い手帖」の中身

第一章 押し付けられた交渉役
 発端/警察庁幹部が挙げた池田最側近の名/金は誰のものか
 池田氏からの預かり物/大蔵省首脳たちとの宴/国税対策を頼まれる
 池田氏の公明党攻撃/殿のご乱心/捨て金庫事件で金丸副総理に相談
 住職誘拐事件/国税庁長官への電話/国税が学会本部へ
 学会員の寄付/宗教法人への課税問題

第二章 ブラックボックスだらけの学会会計
 学会の経理/「矢野さん、頼む」/旨みの大きい墓苑事業
 大蔵事務次官らの歓送迎会/『週刊文春』にすっぱ抜かれる
 極秘会談/大蔵官僚との交友/三点セット
 前門の虎、後門の狼/池田氏所有の絵画にも

第三章 国税幹部たちとの攻防
 特金問題/出口戦略/池田氏の収入
 ファミリーにはふれさせない/譲れない六項目/ドイツ統一の日に
 帳簿の改竄/情報漏れ/反面調査/宗門との決裂

第四章 ルノワール事件と宗門戦争
 六〇億円の申告漏れ/一一コンビ/湾岸戦争と税務調査
 納税額をもっと減らせ/ルノワール事件/矢面に立たされた八尋氏
 池田名誉会長は知っていた/修正申告のタイミング
 大喜びした池田氏/墓苑会計にメス/慰労会
 料調課長の怒り/「マムシの坂本」登場

第五章 竹下登か小沢一郎か
 損失補填問題/「学会内は無茶苦茶だ」
 次々発覚する学会側の隠し事/警視庁と国税の対立/P献金
 竹下登元首相との会話/自公合体/国税の強硬姿勢
 池田氏はヒステリー状態/学会内部からの投書
 池田氏の公私混同と狂乱財務/宗門からの絶縁宣言
 「ウルトラC」/「小沢の面子が潰れる」/束の間の休戦

第六章 そして闇は残った
 荒れる市川氏/ターゲットは名誉会長/フランスでの「カルト認定」
 「竹下さんの顔を立てた」/そして税金はゼロに
 池田氏からのねぎらい/議員引退
 本山追い落としのために国税に投書/石田委員長の裏切り
 竹下元首相を使い捨てに/「みんな学会から追い出される」

あとがき


矢野 絢也[ヤノ ジュンヤ]
著・文・その他

内容説明

緊急のやりとりを「黒い手帳」を元に再現。宗教とカネのタブーに迫る問題作。

目次

第1章 押し付けられた交渉役
第2章 ブラックボックスだらけの学会会計
第3章 国税幹部たちとの攻防
第4章 ルノワール事件と宗門戦争
第5章 竹下登か小沢一郎か
第6章 そして闇は残った

著者等紹介

矢野絢也[ヤノジュンヤ]
1932(昭和7)年、大阪府生まれ。京都大学卒業後、大林組勤務を経て、大阪府議会議員に。67年に公明党から衆院選に出馬して当選。その直後から86年まで約20年にわたって党書記長を務めた。その後、党委員長、常任顧問を歴任し、93年に政界引退。政治評論家として活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおとろ|内省的ストーリーテラー

4
☆☆☆☆ 再読2023/04/08

都人

1
批判を受け入れない組織の怖さを感じた。「創価学会」はフランスでは「カルト組織」に認定されているようだが、池田大作もオウムの麻原と同じだ。2012/03/09

loro

0
メインテーマが創価学会の脱税疑惑、裏テーマに池田氏の豪遊。議員時代の自叙伝のようでもある。暴露本ながらもスペクタルに書いてしまう所は見事なのだけど、「黒い手帳」のような書くべきとして書いた切実な感じはなく、書いてなかった事を集めました。という、ついでに出版しちゃった感が否めない。2013/04/10

Hisashi Tokunaga

0
「黒い手帳」の後編にあたる。事実も心象も深い闇(藪)の中にある。本当にリアル事実を探索する必要があれば、その時事実は半ば判明するだろう。続編が出るほど矢野氏の事実関与度賞味期限は切れるのでは?2012/04/16

岡 幸治

0
元公明党書記長による、実名の回顧録。私には真実か否かを知るすべは無いが側近の生々しい声なども入っており迫力がある。 わからなかったのは名誉会長の本質を当時から知っていながら、「大恩ある」会長の為にと世間に唾する行為をする。よくこの世界で言われる「大恩」とは何をさすのであろうか?そこのところが謎のままである。2012/08/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4274413
  • ご注意事項

最近チェックした商品