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出版社内容情報
池田大作名誉会長は、こうして国税を免れた!
[宗教とカネのタブーに迫る問題作]
国税幹部「後でバレたら重大なことになる。こちらもそちらも」
矢野「理屈通りなら頭を下げて頼まない」
緊迫のやりとりを「黒い手帖」を元に再現
まえがき
池田名誉会長からの贈り物/「捨て金庫事件」/「黒い手帖」の中身
第一章 押し付けられた交渉役
発端/警察庁幹部が挙げた池田最側近の名/金は誰のものか
池田氏からの預かり物/大蔵省首脳たちとの宴/国税対策を頼まれる
池田氏の公明党攻撃/殿のご乱心/捨て金庫事件で金丸副総理に相談
住職誘拐事件/国税庁長官への電話/国税が学会本部へ
学会員の寄付/宗教法人への課税問題
第二章 ブラックボックスだらけの学会会計
学会の経理/「矢野さん、頼む」/旨みの大きい墓苑事業
大蔵事務次官らの歓送迎会/『週刊文春』にすっぱ抜かれる
極秘会談/大蔵官僚との交友/三点セット
前門の虎、後門の狼/池田氏所有の絵画にも
第三章 国税幹部たちとの攻防
特金問題/出口戦略/池田氏の収入
ファミリーにはふれさせない/譲れない六項目/ドイツ統一の日に
帳簿の改竄/情報漏れ/反面調査/宗門との決裂
第四章 ルノワール事件と宗門戦争
六〇億円の申告漏れ/一一コンビ/湾岸戦争と税務調査
納税額をもっと減らせ/ルノワール事件/矢面に立たされた八尋氏
池田名誉会長は知っていた/修正申告のタイミング
大喜びした池田氏/墓苑会計にメス/慰労会
料調課長の怒り/「マムシの坂本」登場
第五章 竹下登か小沢一郎か
損失補填問題/「学会内は無茶苦茶だ」
次々発覚する学会側の隠し事/警視庁と国税の対立/P献金
竹下登元首相との会話/自公合体/国税の強硬姿勢
池田氏はヒステリー状態/学会内部からの投書
池田氏の公私混同と狂乱財務/宗門からの絶縁宣言
「ウルトラC」/「小沢の面子が潰れる」/束の間の休戦
第六章 そして闇は残った
荒れる市川氏/ターゲットは名誉会長/フランスでの「カルト認定」
「竹下さんの顔を立てた」/そして税金はゼロに
池田氏からのねぎらい/議員引退
本山追い落としのために国税に投書/石田委員長の裏切り
竹下元首相を使い捨てに/「みんな学会から追い出される」
あとがき
矢野 絢也[ヤノ ジュンヤ]
著・文・その他
内容説明
緊急のやりとりを「黒い手帳」を元に再現。宗教とカネのタブーに迫る問題作。
目次
第1章 押し付けられた交渉役
第2章 ブラックボックスだらけの学会会計
第3章 国税幹部たちとの攻防
第4章 ルノワール事件と宗門戦争
第5章 竹下登か小沢一郎か
第6章 そして闇は残った
著者等紹介
矢野絢也[ヤノジュンヤ]
1932(昭和7)年、大阪府生まれ。京都大学卒業後、大林組勤務を経て、大阪府議会議員に。67年に公明党から衆院選に出馬して当選。その直後から86年まで約20年にわたって党書記長を務めた。その後、党委員長、常任顧問を歴任し、93年に政界引退。政治評論家として活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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