出版社内容情報
日本SF新人賞受賞後第一作の経済青春小説人をくったような文体でふしぎな現実を生み出す、新しい才能の出現。かつてない経済をテーマとするSF青春小説の傑作。
内容説明
荒川河川敷に猫といっしょに捨てられていた太郎と完全電子マネー社会の物語。経済思想専門のイタコのおばさんのおかげでお金に目覚めた太郎は、大人になって同級生たちと“海”で秘密任務に就いた末に、爆弾で…。人を喰ったオリジナルな楽しさの物語。
著者等紹介
杉山俊彦[スギヤマトシヒコ]
1977年5月31日、東京都生まれ。慶応義塾大学環境情報学部卒。2008年、第十回日本SF新人賞を『競馬の終わり』で受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いちる
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やっぱり面白いと思うんだけどな…私の頭ではコイツらの目指す世界をクリアに理解することができませんでしたが、わかったらもっとおもしろいんだろうな~。残念。オレの意識不足。エネルギー不足。2015/10/09
いちる
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一回目読了。 ラストはともかくとして… コレ面白くないですか? 経済学のことはよくわかんないけど、わからないからおもしろくないというのではなく、わからないから分かりたいと思ったのですが…2015/10/01
えあいんていく
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すんません。まったく受け入れる要素が私の中にありませんでした。「はじめに」からして読者不在。そこは想定内としても中身もすっかすか。多少春樹節。全然ダメでした。年を経るごとにこうゆうまったく受け入れられない作家が少しずつ増えてきた。悲しい。いろんな意味で。2013/06/24
CHIE
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なんだかよく分からない話だ。2011/10/24