出版社内容情報
人間の弱さと美しさを伝える物語
はじめて出会うギリシア神話の決定版!
神々といい、自然の風物といい、ギリシア人のはぐくみ夢みた神話世界は、いかにも生き生きとして人間的で、それだけに、いまのわたしたちにも通じあうものをたくさんもっています。この本を手がかりに、もっともっとギリシア神話に親しんでいただきたいと願わずにはいられません。――矢川澄子(解説より)
パンドラのはこ/アポロンの天の車/すいせんになったわかもの/空をとんだ父と子
矢川 澄子[ヤガワ スミコ]
著・文・その他
東 逸子[アズマ イツコ]
著・文・その他
内容説明
人間の弱さと美しさを伝える物語。はじめて出会うギリシア神話の決定版。代表的4話を収録。
著者等紹介
矢川澄子[ヤガワスミコ]
1930年東京生まれ。作家、詩人、翻訳家。東京女子大学、学習院大学卒業、東京大学中退。1969年より文筆活動に入る。2002年没
東逸子[アズマイツコ]
画家。東京芸術大学美術学部卒業。個展で銅版画、タブロー、造形などの作品を発表するほか、画集、絵本、挿絵でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タミイ
3
最近、神話や星座に興味を持ち始めた小2の息子と読もうと図書館借り。私も子どもの頃ギリシャ神話が大好きでよく絵本や児童書で読んだけれど、有名なエピソードでも細部の記憶がかなり曖昧になっていたので、改めて「なるほど、そうだったな〜」と内容確認。何しろとても絵が美しくギリシャ神話の世界にうっとり浸りながら楽しく読んだ。天から落ちるイカロスのお話は、幼い頃「みんなのうた」の「勇気一つを友にして♩」がトラウマになりそうなほど悲しかったことが未だにリアルに思い出される…2017/03/25
夕美夜たえ
2
ギリシア神話は詳しくなかったが、分かりやすくて楽しめた。アポロンは様々なものの神さまだと知り、こんな神さまもいるのかと面白かった。そして全ての絵が美しくて、神聖な気持ちになった。2022/08/05
紅花
2
こういうお話は何度読んでも楽しい。小学生ぐらいなら十分に理解出来る内容。2016/09/22
non
2
絵がとても美しい。「パンドラのはこ」「アポロンの天の車」「すいせんになったわかもの」「空をとんだ父と子」。子供向けの本だけど、とても贅沢な1冊だと思いました。素敵♪ 2011/05/03
よしぴくみん
0
人の名前が難しかった2012/05/25