出版社内容情報
文化が人を創る! 箸に賭けた人生と知育 福井・小浜の箸会社「兵左衛門」会長は、艱難辛苦を乗り越え、職人魂で伝統からユニークな箸を生み出してきた。子供たちに箸による知育の大切さを教える一冊。
内容説明
達人対談ビートたけしvs.浦谷兵剛、正しい箸の使い方マニュアル、箸の歴史、箸の知育教育etc…“本物の箸づくり”に生涯をかけた著者が語る、美しい箸の作法と失われつつある箸の精神文化。
目次
第1章 “箸屋”の息子に生まれて―職人の背中
第2章 若き修行時代―箸とともに生きる覚悟
第3章 「死」を考えた日々―多くの障害の果てに
第4章 「もう、この仕事は辞めよう…」―色鉛筆事件と大火災
第5章 ようやく見えてきた光明―紆余曲折の果てに
第6章 お箸知育教室の始まり―自らの使命を知って
第7章 箸は人なり―これからの目指すべき道
第8章 日本発、世界へ―ライフワークとしての箸
著者等紹介
浦谷兵剛[ウラタニヒョウゴウ]
1945年2月12日福井県生まれ。株式会社兵左衛門代表取締役会長。長年にわたって箸のもつ奥深さ・文化性を唱え、各地で啓蒙活動を重ねる。保育園や小学校でのお箸知育教室を展開、父母・教育機関からも注目を得る。ボランティア活動として、「阪神・淡路大震災」「三宅島火山噴火」など災害被害者の人々に箸を寄付。箸文化認知を高めるため日枝神社の箸感謝祭に協力。アオダモ(バットの素材)の保護育成運動に参加。これらの活動が認められ、日本文化振興会より「社会文化功労賞」を贈られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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