内容説明
名人から熟練の噺家、乗りに乗っているスター候補まで。落語の黄金時代と言われる今日、誰を聴きにいけばいいかがすぐわかる。勝田文さんによる落語家の似顔絵付き。
目次
志の補らくご―立川志の輔
談春と喬太郎―立川談春・柳家喬太郎
志らくのピン―立川志らく
かわいい小三治―柳家小三治
唄う市馬―柳亭市馬
家元・談志―立川談志
喋り倒す彦いち―林家彦いち
落語教育委員会―柳家喜多八・三遊亭歌武蔵・柳家/喬太郎
強烈!昇太スタイル―春風亭昇太
豪快!繊細、文左衛門―橘家文左衛門〔ほか〕
著者等紹介
広瀬和生[ヒロセカズオ]
1960年生まれ。東京大学工学部卒。ハードロック・ヘヴィメタル月刊音楽誌『BURRN!』編集長
勝田文[カツタブン]
愛知県生まれ。漫画家。1998年『別冊YOUNG YOU』(集英社)誌にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
17
週刊モーニングに1年間連載されていたコラムをまとめたもの。なので、読者層に合わせて、軽く広く。それでも、この人も聞いてみよう、見に行ってみようと思う噺家さんがまた増えてしまった。2014/03/03
いづむ
9
書店でも図書館でも、たまに棚を見て歩いてこそ出会える本があると思うけど、これもその一冊。数年前の話題なので、懐かしく自分の寄席体験とともに振り返る。聴けば聴くほど落語は楽しくなるな。(図書館本)2014/10/12
姉勤
4
同感!の数々。週間連載の数ページの限られた文字数の紹介で、実際の高座の絵が浮かんでくる。2010年の刊行でその後、家元が亡くなったり、真打ちになった噺家さんが数人いるが、今とあまり離れていないから地続きな流れを感じられる。できるなら、寄席の色物の藝人さんも紹介して欲しい。2013/01/21
波のうねうね
3
片っ端からききたくなるよね!2018/08/10
tommeal
2
イラストがいい。すばらしい。広瀬さんは落語会でたまにお目にかかる人。同じ空間を共有しているのにわたしが感じる感想のなんと稚拙なこと。こんなに饒舌に噺家さんのことを語れる才能が非常にうらやましい。その鋭すぎる感性がうらやましい。この本を読んでまだ観ぬこしらさんが気になってしょうがない。近いうち、必ず観に行こう。2012/08/12
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