田代式中学受験 国語の「神技」

田代 敬貴【著】

講談社（2010/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 220p／高さ 19cm
• 商品コード 9784062160797
• NDC分類 376.8
• Cコード C0081

出版社内容情報

記述を制す者は受験を制す。今日から子どもに教えられる究極の「国語記述」の＜技（スキル）＞

少人数の寺子屋式指導で、1年間の教え子16人中7人を開成中学に合格させる伝説の国語講師が、初めて秘伝の＜技＞を明かす。この1冊で、何も書けなかった子どもが、難解な問題文を読み、すらすら記述答案を書けるようになる。国語にも「特効薬」があった！

塾では教えてくれない秘伝の＜技（スキル）＞が満載
●1分間400字の音読をトレーニングする＜技＞
●絵に描きながら読む＜技＞
●「人物の二面性」を読む＜技＞
●「過去の回想パターン」を読む＜技＞
●「決め手の一言」と「一般化された言葉」で書く＜技＞
●「パーツ」と「セメダイン」で書く＜技＞
●「換言型」で書く＜技＞
ほか、生徒の答案実例と豊富なビジュアルを駆使し、秘伝を明かす！

田代 敬貴［タシロ ヨシタカ］
著・文・その他

内容説明

少人数の寺子屋式指導で、１年間の教え子１６人中７人を開成中学に合格させる伝説の国語講師が、初めて秘伝の“技”を明かす。この一冊で、何も書けなかった子どもが、難解な問題文を読み、すらすら記述答案を書けるようになる。国語にも「特効薬」があった。

目次

第１部　「読む」ための“技”（「はじめに文章を読むことありき」；読書と受験国語の違い；「映像化して（絵に描いて）」読む
「図式化して」読む
文章を「かたまり」で読む
「人物の二面性」を読む
「人間・人生に結びつけて」読む
「過去の回想パターン」を読む）
第２部　「書く」ための“技”（「伝わらない言葉」「成り立たない会話」；生徒の答案から学ぶ「書く」ための三つのポイント；記述問題の分類とその攻略法）

著者等紹介

田代敬貴［タシロヨシタカ］
１９５３年福岡県生まれ。国語教師歴３２年。学習塾「エッセンシャル・アカデミー」国語部長を経て、進学塾「山田義塾」入社。国語主任、取締役教務部長、常務取締役を歴任し１９９７年退社。２０００年よりフリー講師として活動する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[詩音]

なんとも懐かしい！！教わったことあります！！！中学受験なんて関係ないけど、ついつい懐かしさのあまり手に取りました。そうそう。国語の答案の作り方、当然じゃん！！！と思って読み進めて、はたと気がついた。全部、かつて田代先生から刷り込まれたことなんじゃないか、と。本当にありがとうございました。大学受験も国語だけは得意科目で戦えました。今の時代、大学受験でもこの本は使えます(笑)

2020/02/19

[haru]

国語ができるということは、本をたくさん読むことが絶対必要条件ではないらしい。私は本を読む子だったが、息子はそうでもない。 どう対応しようか悩んでいたので手に取った。 私が何度も読んで理解する必要がありそうなので、購入。

2016/10/19

[ゆうきなかもと]

職業柄このような本はたくさん読むが、中学受験本の中ではかなりまともなもの。頭おかしんじゃないかと、思う本も多い、このジャンルにおいてかなりオススメ。 改めて読み返してみると文学作品としても楽しめることに気づいた。そういう意味でもかなりオススメ(^^)/

2015/01/31

[ブラタン]

中学受験の国語の問題の解き方を説明するために、随所に実際の試験問題が引用されており、それを解きながら読み進まねばならず、かなり手間取った。中学受験の国語の本はこれで四冊目だが、一番しっくりいった本である。一冊二冊では良く分からないが、数冊同じ類の本を読むと、物の真実が見えてくるように思う。

2010/06/17

[harusone]

絵に描けるようにする、表にまとめるなど、今まで読んだ国語指導の本にはなかった方法が指南されていて新鮮であった。 「技」ごとに実際の入試問題を使用した実践方法が丁寧に書かれていて子供にも理解させやすいと思う。 が、子供が現在中学年のため、この本に出ている問題をそのまま使用し教えられる段階ではなく残念。

2017/11/14