出版社内容情報
大人たちよ、まちがった恋をしよう。
完璧な妻だが退屈な自分。しかもそんな自分を取り巻くのは、反抗的な娘、浮気な夫、ダメ女の親友。世界30ヶ国でベストセラーとなり、さらに映画化。遂に刊行。
内容説明
ピッパ・リー、50歳。母親との関係に悩み、人生に迷いながらも、自由奔放に過ごしていた若き日々、年上の出版社社長と出会い結婚。これまでふたごの男女を育て、30年近く完璧な妻を演じてきた。誰もが「理想的な妻」として羨む彼女だったが、そんな自分を取り巻くのは、ダメ女の親友、反抗的な娘、浮気な夫。そして日々感じるのは型にはまった退屈で息苦しい毎日。だがある日、15歳も年下のクリスとの出会いによって、ピッパは自分が変わってゆくのを感じる―。悩める大人たちが手にするのは、いまある幸せなのか、それともその先にある新しい未来なのか?悩める大人たちの、恋と、人生の物語。
著者等紹介
ミラー,レベッカ[ミラー,レベッカ][Miller,Rebecca]
1962年アメリカ・コネティカット州生まれ。父は劇作家のアーサー・ミラー。女優、脚本家、映画監督。2008年には初めての長編小説である『50歳の恋愛白書』を刊行。これまで世界三十ヵ国で出版されている
中野恵津子[ナカノエツコ]
1944年新潟生まれ。翻訳家。アン・タイラー、アリステア・マクラウドの翻訳で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くみこ
13
80歳ながら有能で若々しい出版業者の夫と、30歳年下の家庭的な妻。二人の間には立派に成長した男女の双子もいる裕福な家庭です。実は、この歳の離れた夫婦の成り立ちは凄惨な出来事の上にあり、妻の育った家庭も平凡ではありません。経済的に余裕のある老人ばかりが暮らす街へ夫婦が引っ越してから、二人の間に少しずつ違和感が広がり始めます。恋愛白書というより、50歳の妻が残された時間をどう生き直すか、一人の女性の成長と感情の変遷を、丁寧に描いた物語でした。 2018/01/15
ともち
4
タイトルに興味を持ったが、ページをめくり、字が小さくて余白が少ないことがわかると半減した。老眼気味にはちょっと読みづらい。特に夜はね・・・。主人公の生い立ち部分が多かった。50歳の今を詳しく知りたかったのだが・・・ちょっと私には合わなかったかな〜2016/08/27
HAL
0
人に歴史ありというか…しかしあの年で浮気とは、、、なんちゅーかほんちゅーか(´∀`;;)オーモーレツ!!2016/02/12
桐一葉
0
いくつになっても、いいことはいい、いややなーてことはやめとくほんの少しの勇気はもっとかんとな2014/04/05
senyora
0
映画の原作ですよね。見てないけど。映画の予告から受けたイメージとはかなり違った内容でした。翻訳本は久しぶり。やはり日本の作家の作品とはかなり違う。親友の夫と隠れて浮気するのは疲れないのだろうか?やましいと思うし。母親と娘の葛藤は古今東西。同じなのかな?がんばって読んだから、映画も見てみよう。2010/12/12
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