ディスカヴァー携書<br> 恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚

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ディスカヴァー携書
恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚

  • 著者名:牛窪恵【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン(2015/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784799317693

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内容説明

恋愛至上主義の終焉と結婚の危機!恋愛とセックスと結婚の三位一体は崩壊!
「いつかは結婚したい。でも恋愛は面倒。」「夫はいらない、欲しいのは子どもだけ」
「ラブホもワリカン」「恋愛はコスパに合わない」「恋愛にはリスクがいっぱい」「パパやママといるほうが楽しい」「すぐそこにある、離婚という恋愛不良債権」……。

女性7割強、男性8割弱の20歳にいま、彼氏・彼女がいない。また恋人ナシの20代の4割が「いらない」と言い切る。でも、その一方で20代女性の7人に1人にセフレがいて、同男女の9割以上は「いずれ結婚はしたい」と言う。「面倒な恋愛から解放されるためにも」!? かつて、恋愛とは青春の象徴であった。いま若者たちの間に何が起こっているのか?

新語・流行語大賞にノミネートされた「草食系(男子)」や「おひとりさま(マーケット)」を世に広め、若者たちの変容や人生観に詳しく、TVや雑誌でもおなじみのマーケティングライター・牛窪恵が、識者や若者への徹底取材ならびに本書のための徹底した定量調査も行い、その実態と傾向から非恋愛時代の新しい結婚のカタチを探る……!
そこから見えたのは、バブル崩壊後に起こった数々の「恋愛革命(レボリューション)」だった!

「若者にとって、恋愛がとても『面倒』な時代になった」(関西大学・教授 谷本奈穂氏)
「現20代男女にとって、恋愛は精神的に『重い』もの」(和光大学・准教授 高坂康雅氏)
「現実主義となったいまの若者から見て、恋愛は『コスパ』に合わない」(中央大学・教授 山田昌弘氏)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

296
中々データに基づいた今の若者論。もはや結婚と言う概念も希薄化して来そうな印象を持った。逆に江戸時代以前のおおらかな感じになるのかなと思う。2015/12/25

あきぽん

83
恋愛が苦手な人は、世代・時代を問わず相当数いると思います。でも結婚となると、恋愛のように個人的なことではなく社会的なことで時代の影響を受けるのでこのような本の出番です。著者はバブル時代相当おモテになったようで(*'▽')2020/09/12

きむこ

76
内容は想像できたけれど、実態は私の想像をはるかに超えていました。恋愛に興味がなくなる=人間の種族存続の危機?セックスを汚いものとして嫌悪してる若者や、恋愛は重いと思っている若者が多いことにビックリ。二人より一人が楽だと思っている若者の多さ。ネットが発達したことによる情報過多、スマホ1つでなんとなく周りと繋がっていると安心できる世界。なるほど・・。けどねセフレは知ってたけれどソフレってなんなの?一晩肉体関係なしで一緒にいるだけって・・窪さんの「アカガミ」の世界がまさにそこまで来てる怖さを感じました。★42016/08/29

パフちゃん@かのん変更

74
30代の独身息子は「結婚なんかしたい人がすればいいんだよ」と言っています。昔は結婚するのが当たり前で身を固めるとか結婚してようやく一人前みたいに言われていたのですが。この本を読むと確かにいまどきの恋愛事情はめんどくさそうだし、本人は何が何でも結婚しなくてはというほどの必要感も無いようだ。でも、どうなんだろう。人間の歴史は長い間家族を中心に営まれてきたんだし、こんな風に結婚しない若者が増えていったのでは将来が心配だ。息子には幸せになってもらいたいし、やはり結婚して自分の家族を持ってもらいたいのですがね。2016/07/30

Miyoshi Hirotaka

63
恋愛も長い年月で形を変える。わが国では、恋愛、性、結婚の一体化が大正時代に萌芽したが、行き過ぎて多くの文化人の間で情死事件が起きた。一方、その反動としての純潔主義も現れた。また、恋愛スタイルも変化した。仮に、「101回目のプロポーズ」の武田鉄矢や石川ひとみが歌った「まちぶせ」の歌詞を真似たら現代ではストーカー扱いだ。ネットの普及で恋愛リスクやコストが顕在化し、若者がそれらを回避する行動を取るようになった。結果的に、事実婚、年の差婚、グローバル婚、逆転婚と多様化し、更には違法精子バンクのような闇も生んだ。2017/11/02

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