出版社内容情報
ベストセラー『スタバではグランデを買え!』の著者が、
過酷なデフレ不況の真相解明に挑む!
経済危機の犯人は「強欲な金融」ではなかった!
際限なき「値下げ競争」は日本経済をどこに導くのか?
復活へのカギを握る「欲望と消費」の専門家と徹底追求する――。
デフレ地獄から脱出し、日本経済を根本から立て直すための発想法――。
●「エコカーに補助金」の愚に気づけ!
●ユニクロが格安ジーンズを「ジーユー」ブランドで出した理由を考えよ!
●「無益なモノ」こそ高く売れ!
●経営者はつねに「値上げのタイミング」を見計らうべし!
●顧客満足度、利益率、賃金の三高企業を目指せ!
第一章 賢者の消費、愚者の金融
第二章 有益は低価値、無益だからこそ高価値
第三章 禁欲が生み、金融が増幅させる、消費への欲望
第四章 消費と金融は、現代人をどこに向かわせるか?
吉本 佳生[ヨシモト ヨシオ]
著・文・その他
阪本 俊生[サカモト トシオ]
著・文・その他
内容説明
経済危機の犯人は「強欲な金融」ではなかった!際限なき「値下げ競争」は日本経済をどこに導くのか?復活へのカギを握る「欲望と消費」の専門家と徹底追求する―。
目次
第1章 賢者の消費、愚者の金融(『賢者の贈り物』からの問題提起;『賢者の贈り物』と「消尽」;経済学の視点からの補足説明)
第2章 有益は低価値、無益だからこそ高価値(「子供と父親の会話」からの問題提起;有用物を生産する人の収入はなぜ低いのか?;経済学の視点からの補足説明)
第3章 禁欲が生み、金融が増幅させる、消費への欲望(禁欲が生み出す欲望の活用―近代社会の欲望と消費;現代の金融に求められる役割は「貯蓄から消費へ」)
第4章 消費と金融は、現代人をどこに向かわせるか?(自己不安の消費からリスク不安の消費へ;無益なものをマジメに高く売る)
あとがきに代えての対談 「社会学者・阪本俊生×経済学者・吉本佳生」
著者等紹介
吉本佳生[ヨシモトヨシオ]
著述家(元大学教員・元銀行員)。専門は、金融経済論、生活経済学、国際金融論など。2009年より、NHKの経済教育番組「出社が楽しい経済学」の監修・出演
阪本俊生[サカモトトシオ]
南山大学経済学部教授。専門は、消費社会論、理論社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。