出版社内容情報
野村と古田の陰に隠れた名捕手たちの物語。男たちの栄光と挫折!野村と古田の陰に隠れた名捕手たちの物語。
肩にメスを入れながら、巨人歴代3位の出場数を誇る村田真一。レギュラーの座を競い合った達川と山中。WBCで明暗を分けた谷繁と里崎。男たちの栄光と挫折――
赤坂 英一[アカサカ エイイチ]
著・文・その他
内容説明
野村と古田の陰に隠れた6人の名捕手たちの、栄光と挫折―。「女房役」と呼ばれる脇役たちの、静かなる闘い―。
目次
第1章 ファーストストライク
第2章 キャッチングとミット
第3章 肩にメスを入れる
第4章 リードと阿吽の呼吸
第5章 持つと持たざると
第6章 盗塁阻止のメカニズム
第7章 正捕手から控え捕手へ
第8章 本物になるということ
第9章 死線を乗り越えて
第10章 新世代のキャッチャー
第11章 すべてが見えるとき
著者等紹介
赤坂英一[アカサカエイイチ]
1963年、広島県生まれ。86年、法政大学文学部卒業後、日刊現代に入社。88年より、スポーツ編集部でプロ野球取材を担当。同社勤務のかたわら、週刊誌、月刊誌でノンフィクションを執筆してきた。2006年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaz
22
野球で一番目立つのはピッチャーです。ピッチャーがボールを投げないと、ゲームは動きません。エースと呼ばれる所以なのでしょう。少年野球でも一番上手な子がピッチャーをするといいます(2番目は確かショートストップだったかな)。が、そのピッチャーを動かすのがキャッチャーです。ピッチャーといえど、いつも調子の良いわけではありません。そんなときでも、キャッチャーのリード一つで気分が変わったりするようなところがあります。古い言い方ですが「恋女房」とい言われる所以なんでしょう。2014/03/22
Hiroki Nishizumi
4
もう少し山中潔について語ってほしかったな。他の人についてもちょっと深みが不足している。2021/07/19
SU
3
人選が凄く良いです。村田、大久保と藤田監督のエピソードは印象に残りました2018/06/09
湘南の中心で愛をさけぶ
2
スポットが当たるのは先発ピッチャーやクリーンナップの時代に、縁の下でチームを支えていたキャッチャーの話。 古田以降の時代は脚光を浴びたけど、その前は目立たない時代が続いた。でもチームのキーマンは、どの時代でもキャッチャーなんだなと改めて感じた。2016/02/14
nanoko
2
捕手へのインタビューが中心となっているが、さすが捕手、話がわかりやすい(そのまま書かれているとするならね)。数年前には野球の「や」の字も知らず、興味もなかった私が、少年野球のスタッフとして野球漬けの週末を送る今、一番好きなポジションが捕手。少年野球においてでさえ勝負のカギを握るのは捕手と思われるのにプロの捕手とはいかほどの人物だろうと思ったが、なるほど〜!と思いました。2011/12/14
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