カレー大全―カレー伝道師の160話

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  • サイズ B6判/ページ数 415p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062156226
  • NDC分類 596.3
  • Cコード C0095

内容説明

本格と本場のちがい、魅惑のご当地レトルト、スパイスの奥義、サフランライスの正体、インド自慢のご当地料理…などなど、伝道師が足と胃袋でかせいだホットな話を読もう!食べよう!伝道師流カレーレシピも多数。

目次

第1章 発祥の地、インドのカレー(カレーは日本の国民食だ;インドに日本のカレーはない ほか)
第2章 カレー伝導師のインドカレー紀行(その1 二〇〇七年四月の日記より 南インドのチキンカレーとビリヤニを求めて;その2 二〇〇七年十一月と二〇〇九年正月の日記より テレビ番組の取材でデリーへ、そして正月のインド)
第3章 インドから世界へ(名づけて、アングロ・インディアン料理;カレー粉ならではの使い方 ほか)
第4章 世界各地のオリジナルカレー(東南アジアのカレー王国、タイ;グリーンカレーは、タイのバター・チキン ほか)
第5章 おいしいカレーの見つけ方(本場と本格;まちがいだらけの本場カレー ほか)

著者等紹介

渡辺玲[ワタナベアキラ]
1960年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ミュージシャンやレコード会社ディレクターを経て、1987年、都内の老舗インド料理店にて料理人生を開始。以後、日本とインドを往復しながら、本場ならではの深遠な食世界を体と心に染み込ませる。インド料理、和食、アジアエスニック料理などを提供する料理店のシェフ等を経て、現在は執筆、料理講習、テレビや雑誌の料理監修、店舗プロデュース、企業の商品開発など幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

382
タイトルに「大全」を名乗るだけあって、160もの項目にわたってカレーのあれやこれやを語る。まさにカレーの百科全書といった趣き。一口にインドとはいっても、インド亜大陸というくらいに広く、北と南、東と西ではそれぞれの違いは実に大きい。当然カレーも随分と多彩だ。著者のカレー紀行も付されているが、タージ・マラバールに泊まるくらいの大名旅行で、オベロイなどインド各地の5つ星ホテルのダイニングを奨めるなど、これではインドのようでインドではないのではないかとも思う。その他、スパイスの知識や、世界のカレーの紹介も。2020/10/13

jjm

8
カレー味のうんことうんこ味のカレーという子供の定番ワードから、戦隊モノの黄色い人(キレンジャー、バルパンサー)はカレー好きという設定まで日本の文化として溶け込んでいるカレー。インドにカレーという料理はないというのは美味しんぼで初めて知ったが、そう言った話を含めこの本を読めばいわゆるカレーのことがほとんどわかる(カレー味の~と戦隊ものの件はなし)。タイカレーは便宜上カレーと名乗っているだけでゲーンという別料理であること、らっきょうの由来は紫玉ねぎの酢漬けアチャールの代用と言われていることは初めて知った2021/05/16

★miya★

5
カレーを作るのが巧くなる本というより、カレーの旨い店を見つけるのが上手くなる本。そして印度旅行に行きたくなる本。自分はスパイスと食材の関係を知りたかったので当てが外れた。とりあえず鶏は使うなら骨付きの方が無難なことが分かったよ。2013/11/11

あび

3
素晴らしい。カレー好きなら読むべき。カレーに関する知識が全て集約されている。2015/05/06

秋さんと愉快なギターたち

1
カレーという料理だけならず、インドがわかる本。時間がある時に熟読したい。2015/10/11

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