15歳の寺子屋<br> 「フラフラ」のすすめ

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

15歳の寺子屋
「フラフラ」のすすめ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年09月23日 17時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 98p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062155861
  • NDC分類 K289
  • Cコード C0095

出版社内容情報

父から受けた即席科学講座と名古屋大空襲の鮮烈な記憶。この二つが原点と語る科学者が説く、勉強する意味、平和が大事なわけ。益川教授は、にこやかに語りかけます。「新しい時代を生きるみなさんには、世の中の変化を読み取る力というものが必要です。ぼくはこの本で、将来みなさんが熱中できる対象を発見するための、ヒントのようなものを伝えていきたいと思います。さまざまなことに好奇心を燃やして、いったい自分が本当に好きなものは何なのか、それをフラフラしながら探すことの楽しさ、大切さについて、いっしょに考えていきましょう」

ぼくの家に爆弾が落ちてきた
「いちゃもんの益川」
授業中は「内職タイム」
大学で何をすればいいのか
見えない戦闘機
戦争で殺すのも殺されるのもゴメンだ
母校の後輩からの質問に答えて


益川 敏英[マスカワ トシヒデ]
著・文・その他

内容説明

ノーベル賞の物理学者は青春をどう生きたか。将来熱中できる対象を発見するための、ヒント。

目次

1 「いちゃもんの益川」
2 授業中は「内職タイム」
3 大学で何をすればいいのか
4 見えない戦闘機
5 戦争で殺されるのも殺すのもゴメンだ

著者等紹介

益川敏英[マスカワトシヒデ]
1940年、愛知県名古屋市中川区生まれ。実家は、家具製造業、砂糖問屋などを営む。名古屋市立向陽高校を経て、1958年、名古屋大理学部に入学。1967年、名古屋大大学院博士課程修了。1973年、京都大理学部助手の小林誠氏とともに、CP対称性の破れとクォークが6つあることを予言した論文を発表し、その後、この理論はつくば市の高エネルギー研究所による実験などで裏付けられた。東京大原子核研究所助教授、京都大基礎物理学研究所教授などを歴任し、2003年、退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗

67
読み友様からのご紹介本です📚何にでも疑問を持つ事が大切。しつこく掘り下げる!有名店の羊羹だから美味しいというのは権威主義だ!と先生。だからこそ反戦をずっと訴えて来られた。国民が先生ほど権威主義に疑問を持っていたなら日本は良い方向に向かっていただろう。勉強で大切なのは基礎!エジソンは直流交流の知識さえなく、会社を倒産させたが彼には基礎的知識がなかったからと喝破。しかし基礎があれば応用がきく。何をやればいいかフラフラしていい年ごろの15歳に向けたエール。私もまだ間に合うだろうか(笑)2023/06/28

へくとぱすかる

63
人生何をしたいのか、迷ってもいい。だけど「基礎力」は大切。ゼロからの出発で知識が乏しくても、基礎力があればあとから応用が効くのだと。益川先生はそんな自分の経験を語ってくれる。「CP対称性の破れ」のおかげで、世界の今があるというのは、事実なのだが本当の意味での理解は難しそうだ。幼い日の名古屋の空襲で焼け出された体験が、その後の益川先生の根底にあり、国民の幸福を無視する戦争には反対の立場をとってきた。自分の世代が戦争を体験したほぼ最後の世代であることに危機感を感じて、話し合いという人間の理性の大切さを語る。2021/11/26

k sato

27
ノーベル賞物理学賞を受賞した益川氏。小五で本にのめり込み、本音痴から小説小僧へと変貌した!砂糖の卸問屋の長男で、戦後の苦しい生活のなかで育った。益川氏は、学校の先生の話を集中して聞けなかったが、興味のあることには没頭した。次々に興味が移る様子をふらふらと表現しているけれど、我を忘れて情熱を傾けるものに出会うことが大事だと教えている。新しい価値観を身に着ける「学び」は好きでも、誰かに強いられる「勉強」は嫌いという考え方に共感した。ぐらつきのない、筋が通った生き方だ。ぐらぐらはダメだけど、ふらふらはイイ。2023/06/12

shiho♪

26
電子図書館。益川さんといえば、名古屋市出身、名古屋大学にも在籍し、ノーベル賞の授賞式では英語が苦手だからと日本語でスピーチしたお方。小さい頃から勉強好きだったのかというとそうではなかったというから驚き。 中学時代に数学や物理が好きになり沢山の本を読むようになったのがきっかけ。大学も何を専攻するか迷うほど。「人生の早い時期に将来を決めなくてもいい、フラフラ迷いましょう!」と益川さん。また人生の原点になっているのは自身の戦争体験。科学は平和利用してこそ。2023/04/04

抹茶モナカ

26
ノーベル物理学賞受賞者が青少年に向けて書いた本。自分の興味に従って、フラフラ生きる時期も大切だ、という内容。とは言っても、基礎学力を要求していて、その上でフラフラしろ、との事なので、傾注するエネルギーだとか、深度は、僕が現状でフラフラしているのとは、レベルが違うんだろう。すぐ読めて、思春期に読みたかった、と思える本。2017/08/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/542369
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品