出版社内容情報
戦略なく、政治なく、漂流する日本。国家存亡の危機に立ち向かえ!
国家の存亡を決する地政学的リスク分析。
エネルギーと食糧を巡る、熱く冷たい戦争が全地球上で日夜繰り広げられているのを知っていますか? 激変する国際情勢に通底しているのは、地政学をふまえて世界を支配する冷酷にして緻密な、強大国の論理です。いま、ここにある危機を明らかにし、最新情報を満載した世界注目の書、緊急出版!
■目次
第1章 世界のエネルギー新情勢
中国――巨人の欲望
アメリカの役割
インド――不安に満ちたエネルギー状況
第2章 アフリカの石油をめぐる戦争ゲーム
中国の全方位戦略
インド――アフリカ大陸の新しい主役
南部アフリカのライバル関係/アメリカとギニア湾
石油という争点のなかのフランス
第3章 パンパスのドラゴン
ラテンアメリカにおける中国――強まる影響力
中国とメキシコ――争点とアメリカに対する脅威
ラテンアメリカの新しい主役インド
第4章 ロシアと中央アジア
ロシアの石油戦略/中央アジアの石油
第5章 インド洋をめぐる闘争
北京の戦略的な島モーリシャスとセイシェル
中国海軍の戦略
終章 石油をめぐる争奪戦
内容説明
エネルギーと食糧を巡る、熱く冷たい戦争が全地球上で日夜繰り広げられているのを知っていますか?激変する国際情勢に通底しているのは、地政学をふまえて世界を支配する冷酷にして緻密な、強大国の論理です。いま、ここにある危機を明らかにし、最新情報を満載した世界注目の書。
目次
第1章 世界のエネルギー新情勢
第2章 アフリカの石油をめぐる戦争ゲーム
第3章 パンパスのドラゴン
第4章 ロシアと中央アジア
第5章 インド洋をめぐる闘争
終章 石油をめぐる争奪戦
著者等紹介
ラファルグ,フランソワ[ラファルグ,フランソワ][Lafargue,Francois]
1970年、パリに生まれる。フランスの地政学博士で政治学博士。おもな研究テーマは、中国とアメリカの関係、特にエネルギーにかかわる諸問題に直面する中国・アメリカの戦略など。著作はアジアとアフリカのエネルギー上の大きな争点と、中国とアフリカの関係などを中心とする。また『レ・ゼコ』『リベラシオン』『ラ・トリビューン』などのフランスの一般紙と、『国家防衛』『現代アフリカ』『中国展望』といった専門誌に定期的に論文を発表。高等経営学校の地政学教授を勤め、エコール・サントラル・パリと、ヴェルサイユ・サン・カンタン・アン・イヴリーヌ大学でも教えている
藤野邦夫[フジノクニオ]
1935年、石川県に生まれる。早稲田大学文学部フランス文学科卒業、同大学院中退。東京大学講師、女子栄養大学講師などを歴任、現在は翻訳家として活動し、訳書多数。近年は「がん難民コーディネーター」として200人以上の患者の相談を受けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。