「三つの帝国」の時代―アメリカ・EU・中国のどこが世界を制覇するか

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  • サイズ B6判/ページ数 423p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062152013
  • NDC分類 319
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「悪の地政学(ジオポリティックス)が今、甦る!アメリカが崩れ次の帝国が現れる。テレビ新聞が伝えない世界各域(リージョンズ)の最新情報が満載!私は真に驚いた」副島隆彦氏大絶賛!
世界10ヵ国で翻訳の話題の書、ついに日本上陸!
オバマ陣営に助言を与えた30歳の男が書く、これからの世界の行方!

●縮むロシア:中国がシベリアを乗っ取る日
●ブリュッセル:ヨーロッパの新しい中心地
●グルジア:後に引けないEU
●チベットと新疆ウイグル:現代の“竹のカーテン”
●カザフスタン:幸せは多方向パイプラインに
●アフガニスタンとパキスタン:アジアの危険地帯の行方
●コロンビア:アメリカの浮沈空母?
●イスラエルとパレスチナ:ともに粉々
●アラブ首長国連邦(UAE):シンガポールとラスベガスが合体
●シンガポールと中国の関係:中国が「第一世界」に入りたくなった理由
●マレーシアとインドネシア:中国による大東亜共栄圏
●ミャンマー:今や中国の一地方
●大きさこそすべて:中国帝国の実力

ニューヨーク・タイムズ、フィナンシャル・タイムズ等で高評!

内容説明

今の世界情勢がすべてわかる!なりふりかまわない中国、ソフトパワーが強いEU、そして凋落のシナリオが始まったアメリカ。争いながら相互依存を続ける「三つの帝国」のバランスを変えるのは、誰―。

目次

序章 三つの“帝国”の関係
1 ヨーロッパの東
2 ユーラシアの深淵部
 3 モンロー主義の終焉
4 “中東”とは何か
5 アジア人の手によるアジア
おわりに 世界に力の“平衡”は可能か

著者等紹介

カンナ,パラグ[カンナ,パラグ][Khanna,Parag]
1977年、インドに生まれる。アラブ首長国連邦、ニューヨーク、ドイツで育つ。アメリカのジョージタウン大学国際学部卒。同大学で修士課程修了。専門は国際関係論。ジュネーブの世界経済フォーラム、アメリカのブルッキングス研究所に勤めた後、現在はニューアメリカ財団で戦略研究プログラムのディレクターについており、まもなくロンドン・スクール・オブ・エコノミックスで博士号の取得見込み。ニューヨーク・タイムズ他多数の新聞等に記事を書き、CNNやカタールの衛星テレビ局アルジャジーラ、BBCなど数カ国のテレビのトークショーに出演している他、MTVにも出演して世界に何が起きているかをわかりやすい言葉で若者に語っている。これまでに100カ国近くを訪問

玉置悟[タマキサトル]
1949年、東京都に生まれる。東京都立大学工学部を卒業。音楽業界で活躍後、1978年より米国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばろっさ

1
フランクな語り口で世界情勢をまとめた書。主に第二世界(先進国と途上国の真ん中)を中心として取り扱っており、とても刺激的な読書となった。ただし、かれこれ8年前に書かれたものなので、一見しても時代にそぐわない記述もあるが(特にEU)、それだけでこの本の価値が低下するほどのことはないと思う。2017/02/12

しく

0
前回読んだ時、既に世界の時流とは食い違ってると書いたが、今現在それはさらなる開きを見せている。これより大分以前に書かれた本だが、そちらは未だにラインを大きく外していないように思う。しかしこの本のほうが売上が高い、何なんだろうと思う。2012/11/02

しく

0
フランスのリビアへの介入によって、この本に書いてあるよりEUは大分帝国主義寄りになった気がする。後、ドイツとフランスの衝突はあり得なく、EUは完全な一枚岩で結束は絶対に崩れないという論調だったが、5年も待たずに状況が変わりましたね、今のところそのままなのは中国くらいでしょうか。それもいつ変わるか。。。 今現在、内容が既に現実とそこそこ食い違ってますが、それを含めて、たった数年で国際情勢がこれだけ変わるという参考になる。2011/11/15

MICKE

0
 これを読むと日本が極東の一国にすぎない事がよくわかる、原題は"THE SECOND WORLD"。 第2の世界こそがこれからの世界秩序の行方を決定するとする。このような広い視野は、アジアにも溶け込めず、だからといって決して白人になる事の出来ない日本の致命的な憂鬱を、せめて国際的に生きなければならない日本にとって必要な有知識であると考える。

wtnbmrk

0
The Second Worldの和訳版。どうして和訳するに当たってタイトルを第二世界から帝国を主人公として置くようにしたのか。EUのロシアに対するアプローチの仕方が興味深かった。2011/03/02

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