内容説明
伝説の探偵小説専門誌「幻影城」30年ぶり再結成!泡坂妻夫・栗本薫・竹本健治・田中芳樹・連城三紀彦、ミステリ界を震撼させる驚愕の特別書き下ろし作品。
目次
1 復活版「幻影城」
2 目で見る探偵小説専門誌「幻影城」
3 「幻影城」回顧
4 「幻影城」へのオマージュ
5 「幻影城」論考
6 「幻影城」書誌
著者等紹介
本多正一[ホンダショウイチ]
1964年、栃木県宇都宮市出身。青山学院大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっつー(たまさか)
2
宿題を取りに行く。2024/02/25
tomo*tin
2
完全版の文字に偽りなし。質も量も物凄いボリュームです。特別書き下ろしのラインナップも豪華絢爛で、挿画も素晴らしい。しかし、なんかもうここまでいくと「ミステリ好き」というより「ミステリマニア」のための一冊なんじゃないかという気がする。特に竹本マニアには堪らないのでは。個人的には堊城白人の『蒼月宮殺人事件』を読めたことが一番の収穫でした。ずっと読みたかったので。あとは多数の作家による回顧やオマージュも大変興味深く面白かったです。2009/01/16
kanamori
0
☆☆☆★2012/02/06
キスイ
0
幻影城出身作家さんによる書き下ろしもありますが、この分厚い本の三分の二ほどは作家さん含む関係者による回顧やオマージュなどで占められています。各人が入れ替わり立ち替わり幻影城や名編集長・島崎氏について語るのを読むのは、「幻影城」という雑誌を半ば以上伝説のように思っていた自分にとって不思議な感覚でした。出版は2006年、今や泡坂さんも栗本さんも亡くなってしまったんだな。ミステリマニアには堪らない一冊。2013/05/09
ブルーローズ
0
読み応えあります。ほんとは手元におきたいくらい。2009/04/19