出版社内容情報
上手な文章を書くのは才能か、努力か? どうすれば上手い文章を書けるようになるのか?をテーマに作家、学者から日本語変換システムの開発者まで多角取材。その結果判明した「日本語のコツ」を初公開。
内容説明
なぜ音楽家には名文家が多いのか?団伊玖磨、芥川也寸志、中村紘子、服部公一、なかにし礼、清水義範、小池真理子、重松清、大野晋氏らから学ぶ「達人の極意」。
目次
第1章 「絶対文章感」のある人、ない人(みんな努力してるんだ;とにかく読書! ほか)
第2章 文章力は誰でも上達する(どうして書けないか?と考えよ;上達の秘訣は「三多」にあり ほか)
第3章 耳で読むということ(文章にも「音痴」がいる?;音楽家は名文家 ほか)
第4章 聴覚と文章(束縛が悪文を作る;日本語の限界 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
7
絶対音感ならぬ絶対文章感とやらを着想した著者による絶対的な文章力の探求。カギは音感にある模様。読み上げ、書き、そんで磨け!ーーってな具合。2019/03/16
トーマ
6
絶対文章感というものをテーマに、様々な物書きに話を聞いていく内容となっています。インタビューを通して、それぞれの文章に対する考えは読んでいて興味深いものでした。結局は最後まで答えのようなものは出ませんが、文章を上手く書きたいと思っている人にとって考える良い材料となりそうです。この本自体の文章は読みやすく、エッセイのようなコミカルな文体で書かれているので面白いです。人それぞれに文章に対する考えは違っていて、僕としては文章と言うのは結構自由な物なのだと思った。考えすぎている人は読んだら楽になるかも。2017/02/02
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
4
誌友さんのレビューで知りました。2019/03/29
ゆき
2
面白かった!わかりやすい文章やきれいな文章が書けるようになりたいなと、なんとなく考えていたときに出会った本。読書をして好きな作家の本をくり返し読み、吸収していこうというやる気を出させてくれる本だった。2015/08/08
takejin
1
”絶対音感”に対する言葉として、”絶対文章感”があるのではないか、というテーマの本。残念なことに、”絶対音感”という言葉を誤解したところから始まっている。せっかく最相葉月の”絶対音感”を出してきたんだから、「読んでほしかった」なぁ。ただ、筆者が自分の文章を下げ過ぎ。問題無くスラスラ読める。 どうすればうまい文章が書けるのかは、分からずじまいという感じではある。2012/07/12
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