内容説明
「第一生命サラリーマン川柳コンクール」第二十回応募作品から優秀作五二七句を収録。
目次
情の句―世のなさけが身にしみる！？
忠の句―つくし、つくして！？
仁の句―人柄は素晴らしい！？
念の句―あきらめるのは早いぞ！？
礼の句―決してハミだしません！？
滅の句―おさきまっくら！？
ベストテン 平成サラリーマン川柳傑作選（『一番風呂』～『十貫目』）
「サラ川」傑作選
著者等紹介
山藤章二［ヤマフジショウジ］
１９３７年東京に生まれる。イラストレーター。日本エッセイストクラブ会員。講談社さしえ賞、文春漫画賞、菊池寛賞受賞
尾藤三柳［ビトウサンリュウ］
１９２９年東京に生まれる。川柳作家。「よみうり時事川柳」選者、日本川柳ペンクラブ理事長、（財）全日本川柳協会および川柳人協会相談役、川柳公論主宰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Natsuko
17
図書館イベント棚「笑い」より。30年前の川柳で時代の流れを噛み締める、歴史ある日本のユーモア。妻は可愛く母は強く、子は成長する毎に太々しく、上司は憎たらしく行く末は哀しい。日本の古き良きサラリーマン文化は、今の若者にとっては考えられないかもしれないし、今だとハラスメントだらけか。でもやっぱり面白く、思わず「うまいっ！」とにんまり。「日本人と川柳はすごい。ストレスが増えるだけ面白さも増す」との選評に同感。流行語ワードで当時を振り返り、頭の中をリフレッシュできた気分。2021/08/13
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