内容説明
落語家と小説家のコラボレーション!人気作家の書き下ろした新作落語9本収録。実演CDつき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぜんこう
25
田中啓文さんや北野勇作さんなど8人の作家さんが書いた新作落語9編・・・実際に月亭八天さんが高座にかけられたそうな。 付録CDにその中の2編だけおさめられてます・・・できたらDVDで高座を見れたら更に良かったけど。 登場人物が多くて苦労するやろなぁとか、演者の苦労も読みながら感じつつ、面白く読み終えました。2019/02/11
Norico
17
色んな作家さんの新作落語。本当に落語会で演じられてるんですね!見てみたい。元ネタが分かるのはニヤニヤしちゃうし、全く聞いたことないのも新鮮。作家さんごとに結構違うから、噺家さんは大変だろうなぁ。「動物記」「戯作者の恋」が好きです2019/01/31
ギルヲ
4
8人の作家が書いた落語を月亭八天さんによって実際に高座にかける試み。私がブックオフで220円で買ったのにはCDついてなかった…CDが付いてる本だと知らずに買ったし、まー、欠品してたり書き込みがあったりするのはブックオフではままあることなので仕方なし。…なので、書かれたものと演じられたものを比較する楽しみは無かったんですが、読むだけでも楽しい1冊でした。北野勇作『寄席の怪談』田中哲弥『病の果て』が好み。2025/04/05
朱音
2
読んでからCDを聞いたが、八天師匠の声が想像していたのと違ってちょっと違和感。「寄席の怪談」はいい。上方落語はあまり聴く機会がないので懐かしかった。古典落語のパロディのような点もあり楽しめる。「動物記」「正直課長」が好き。2009/06/26
renren
2
古典落語ファンにはパロとして楽しめます。この本だけでの完成度はともかく,面白い試みではないでしょうか。応援してます。2009/05/25