内容説明
労働大臣、文部科学大臣、自民党幹事長など、要職を歴任する京都出身の政治家、伊吹文明が書き綴る食へのこだわりと、誰にでも簡単につくれる手料理の数々。
目次
春の食卓(春のキャベツ;桜を食う ほか)
夏の食卓(鮎ご飯;わさびの辛さ、うまさ ほか)
秋の食卓(秋の食卓;柴漬け七変化 ほか)
冬の食卓(夜のきつね;湯あがりの一杯 ほか)
著者等紹介
伊吹文明[イブキブンメイ]
昭和13年京都生まれ。生家は文久年間創業の繊維問屋。京都大学経済学部卒業後、大蔵省(当時)に入省、英国駐在、蔵相秘書官を経て、昭和58年より衆議院議員(当選8回)。労働大臣、国家公安委員長、文部科学大臣を務める。現在自民党幹事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gtn
4
意外な余技である。一癖ある政治姿勢からは想像つかない。2018/07/23
グラコロ
3
このひとと京都のおでん屋さんで相席した。こじんまりしたカウンターの店で、食器を片付けるあいだ外で待つように店主に言われると、奥さんとふたりおとなしく待っていた。元大臣なのに。この本でも近所のスーパーに買い物に行ったりする。元幹事長なのに。そういえばおでん屋さんでは領収書をもらっていなかったなあ。議員なのに。2016/10/12
メルセ・ひすい
2
9-64 赤69 鮎送らせる・・ ほかウルサイ! 政治は二流だが、舌は一流。渡辺美智雄の弟子。お薦めの書は『折々のうた』 大岡 信 おいしいものは自分で作ろう。よい材料で、家庭で心を込めて作る大切さを身に沁みて知っている京都出身の政治家が、誰でも簡単に作れる手料理の数々を、「食」へのこだわりを交えて季節ごとに紹介。 2008/03/09
秋津
1
つい先日まで衆院議長を務められていた方のコラム。御自身の食べてきたもの、作ってきたものを読みやすくまとめられています。「年取ったから脂身はちょっと…」みたいなことは書いても「養殖物はだめだ」、「インスタントやレトルトはだめだ」みたいな、通ぶった結果、気を悪くする人もいることは言われないところは大変よいなと。食糧難の時代にカレー粉を入れた雑炊の思い出を語ってみたり、桜鯛をとことん楽しんでみたり、インスタント茶漬けに色々工夫をこらしてみたり。大変楽しく拝見しました。2014/12/14
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