内容説明
そば猪口掲載総数二〇〇〇点余、オールカラー版。画期的な様式別・年代別順構成で、その魅力を再現。巻末に、鑑賞のための充実資料を編成。
目次
延宝様式(一六七〇~一六九〇年代)―肥前磁器の爛熟期
元禄様式(一六九〇~一七五〇年代)―印刷装飾法の盛行
宝暦様式(一七五〇~一七八〇年代)―国内市場の開拓
天明様式(一七八〇~一八六〇年代)―地方窯との競合
明治の様式(一七八〇年代~) 各地の窯 高台付猪口
資料編
著者等紹介
大橋康二[オオハシコウジ]
佐賀県立九州陶磁文化館特別学芸顧問・佐賀県立有田窯業大学校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koki Miyachi
1
蕎麦猪口はもちろん、古い日本のうつわについて調べるときに非常に役に立つ。バイブルと言っていい。なぜ絶版なのか理解に苦しむ。2024/11/27
Koki Miyachi
1
大事典のタイトルに恥じない充実した内容。ひとまず、蕎麦猪口に関して調べたかったら、この一冊で十分に間に合うだろう。歴史的な流れや文様の流行りなどは、他の和のうつわにも適用できるとはずなので、素晴らしい知恵袋になる。残念なのは、現在廃刊になっていて新品の入手が不可能なこと。高価な中古本を探すしかない。再刊を強く希望したい。2024/09/18
tosh
0
蕎麦猪口ってかなり古くからあったんですね。 見込文様の変遷とか印刷方式の導入とか、勉強になりました。バリエーションの多さにもびっくり。2022/09/10
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