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おねだり女房―影十手活殺帖

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062138864
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

縁切り寺・鎌倉東慶寺門前の餅平父子が探る人の世の不実と不幸。時代小説に新風を吹き込む新雑誌「KENZAN!」から生まれた異色捕り物作品集。

著者等紹介

宮本昌孝[ミヤモトマサタカ]
1955年、静岡県浜松市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手塚プロを経て執筆活動に入る。’95年、『剣豪将軍義輝』で一躍脚光を浴び、時代・歴史小説の旗手となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソババッケ

15
シリーズ2作目。4つの連作短編。例によって東慶寺の寺役人・野村市助と門前の御用宿で餅菓子屋の倅・和三郎の活躍譚。東慶寺に駆け込む女たちの裏事情を探り、問題解決を図る。和三郎はその昔、秀頼の正室・千姫を密かに守護した夏見平左衛門晴守より数えて6代目の甲賀忍び、父親の餅菓子屋平左衛門から、あらゆる忍びの術を学び、会得した若者である。和三郎の意中の娘はかつて同じ事件で協力した公儀御庭番村垣家のひとり娘・紀乃。今回の半分は、その紀乃に降りかかる難儀を探索で・・。ちょっと荒っぽい話の展開で、本筋を逸脱かも。★3.32018/01/17

星落秋風五丈原

11
本物か見せかけか。鎌倉の餅菓子屋「餅平」の裏稼業は、駆け込み女を預かって、縁切に関して調査すること。今日もまた、東慶寺に女が駆け込んだ−。4編を収録した異色捕り物作品集。『KENZAN!』ほか掲載を単行本化。 鎌倉・東慶寺の御用宿を勤める餅菓子屋の“餅平”の倅・和三郎と“焼芋”と仇名される人の善い寺役人・野村市助が活躍する「影十手活殺帖」シリーズ、第2弾。 2007/04/15

あここ

3
読んだの忘れて借りてしもうたんで再読。設定は好きねんけどなぁ。。駆け込み寺を訪れる女の人たちのいろんな事情とか。市助さんの過剰な優しさだったり(笑)調べたらキリないやろう。大変な思いしてここまで来てるんやから・・・ほいでもやっぱり物騒すぎる・・・何でこんなに悪人が絡んでくるのか。刃傷沙汰って頻繁にあることなのか。。。ややこしくって一気に読まんと分からんようなる。和三郎くん親子も紀乃ちゃん親子も好きなんやけどなぁ。。もうちょっと軽いと嬉しいかな・・・市助さん仕事してなさそうやけど結構存在感あって好き(笑)2012/07/08

kaorin

2
軽く読めてすっきり爽やか。2017/01/02

あここ

1
駆け込み寺にやって来る女の人たちいろいろ。寺役人の市助さん、さらっと手続きすればいいのに、何か訳ありなんちゃう??って思ったら調べずには済まへん・・・ってゆうても動くのは全部和三郎くんやし。江戸と鎌倉ほいほい行き来するし身軽で強い。一体何者??岡っぴき?ただの餅屋ではないよなぁ。。勝手に成敗してもいいのか?・・そこが不思議やったけど。面白かった。何か役に立ってるのか分からんけど市助さんもいい味やし。和三郎&紀乃ちゃんとの間も気になる。これって続きとか 前とかあるんかなぁ。。もっと読んでみたいなぁ。。2011/05/14

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