マインド・クエスト―意識のミステリー

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  • サイズ B6判/ページ数 636p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062137300
  • NDC分類 933
  • Cコード C0010

内容説明

「ニューヨーク・タイムズ」で絶賛された傑作。脳と意識の哲学ミステリー。

目次

第1部 現象学のスリル
第2部 本物の蛍―意識の科学についての考察(間遺った道具箱?;本当の生―客観性についての主観的見方;おもちゃの国の脳;脳の時間)

著者等紹介

コイト,ダン[コイト,ダン][Lloyd,Dan]
アメリカのコネティカット州にあるトリニティ大学の哲学教授。fMRIデータ・センターおよび『認知神経科学』誌から、第一回「機能的脳画像研究の新展望賞」を受賞

谷徹[タニトオル]
1985年慶應義塾大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。立命館大学文学部教授。1954年生まれ

谷優[タニユウ]
1986年慶應義塾大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。翻訳家。1956年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SOHSA

4
意識とは、自己とは何か。自己(内部)と自己以外(外部)の相違点は。探知器としての自己と意識の主体である自己は全くの別物。意識とは経験、つまり時間軸に沿った記憶の積み重ね。それには時間を認識することが必要なのでは。3次元(空間)のみの認識では意識は生まれ得ず、周囲の環境に対する反応は単なる反射にとどまる。では時間認識と記憶はどちらが先に生まれたのか。時間認識が先か(私見)。なぜなら時間の方向性、つまり現在という座標位置の軌跡が過去を生み、その結果として未来と現在の関係性を推認する。2013/01/29

CCC

1
中二病乙で終わらせたくなる自分は考えることに向いていないかもしれない。2013/05/14

メルセ・ひすい

1
8-13 赤60 難読 訳不良か・・ ミステリーの形で、挑む 「心脳」 哲学の「心脳問題」とは? 脳とは神経細胞のただの塊か では、私たちの意識・こころ・はどこにあるのか?? 失踪した哲学教授を追う若き女性研究員ミランダが入り込んだのは、めくるめく脳と意識の迷宮だった…。空想と哲学と解析の3つが、緻密な入れ子のかたちで展開。日進月歩、めまぐるしく、知見が錯綜するトレンド学会・・。 ・・体調が良好な折に 覗いてみてください。                         2007/01/09

どんとこい

1
前半小説、後半論文。小説パートはあまり期待しない方がいいかも。プリーストの「魔法」を連想した2007/08/01

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