ひとりぼっちの私が市長になった!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062136938
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

こんな市長が日本の未来を変える!

生後3日で乳児院に預けられ、高校までを児童養護施設で育った青年が、社会の偏見や無知を乗り越えて茨城県高萩市長になるまでの半生を綴った、感動の手記!

著者は、私生児で施設育ちという逆境に負けず、持ち前の明るさと周りの温かい支援で市長となった。その生き方は、努力すれば夢は実現することをみごとに証明している。著者の同世代として、若い読者だけでなく全国の皆さんに希望を与える本書を強くお薦めします。――(教育評論家・義家弘介)

草間 吉夫[クサマ ヨシオ]
著・文・その他

内容説明

生後三日で乳児院に預けられ、高校までを児童養護施設で育った青年が、社会の偏見や無知を乗り越えて茨城県高萩市長になるまでの半生を綴った、感動の手記。

目次

第1章 なんで、おれだけ
第2章 学園の子
第3章 「父」と「母」
第4章 大学デビュー
第5章 模索の日々
第6章 志とプロポーズ
第7章 スピークアウト
第8章 私の福祉観

著者等紹介

草間吉夫[クサマヨシオ]
1966年、茨城県生まれ。家庭の事情により生後3日で乳児院に預けられ、2歳から18歳まで茨城県高萩市の児童養護施設で育つ。東北福祉大学大学院修了。児童養護施設に5年間勤務した後、松下政経塾に入塾。2006年3月より高萩市長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NOBU

19
茨城県高萩市市長に40歳にして当選した草間吉夫さんの半生記。 こんないかにもお涙頂戴の本は嫌いや。だって、ずるいやん。なんで生後3日目にして施設に預けられてしまうねん?18歳まで施設で過ごす間に「なんで、おれだけ…」って、色んな場面で思うのは当たり前やん…。それでも頑張って認められた人に心が揺れないわけがないやん。 泣かそうと思ってるやろ?悔しいけど涙で溺れそうやったわ。草間さんに家族が出来てホンマに良かったわ。 2011/06/29

yasukazu

4
施設育ちの親友からのススメで手に取りました。 何度も涙しながら読み進めました。 家庭環境が荒れていた私も【なんて運が悪い・何故自分だけが】と思い悩んでいた時期がありました。今では草間先生と同様に、【運が良くて人に恵まれている】のだろうと前向きに人生を生きています。 先生の福祉感にもとても共感しました。 夏休みに親戚の田舎に遊びに行き、第2の家を持っていた子供時代。家でどうしても解決出来ない問題は、その親戚を頼っていました。 これ当たり前ではなく、幸せなことだったのだと噛み締めました。2021/10/22

田中博史

2
努力をされ、人生を切り開かれた点、為し難いことを為された点に敬意をもちました。福祉業界の議論に経済の視点が希薄であるという考えにも大変に共感しましたが、「親になったことのない指導員は、無償の愛を知らない」という意見に関しては、ご自身の「人を偏見や色めがねで見てはいけない」、「血縁に薄くとも他人の縁に恵まれてきたのが、私の半生」という考えと矛盾しており、些末かもしれませんが、違和感を覚えました。施設より里親、施設は小規模化し、社会に開かれていなければ、という意見も私とは異なります。2017/08/28

オレンジstory

1
先日の研修で、本著の講演を聞いた。講演を終え、著者へ関心を持ち今回この本を手にした。施設生活を余儀なく送る子どもだけではもしやないのかもされないが、まさに『愛情の基軸』こそが心の栄養であり、必要不可欠なのだと。子どもは愛情が満たされてやっと、先々の人生を描くことができるのだと著者のこれまでの歩みを読んで感じたし、私も児童福祉に携わる一職員としてそう信じ日々向き合いたい。2019/06/16

pika

1
確かに児童施設というものがどういうものか知らなかったし存在さえ初めて知った。2013/05/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/51829
  • ご注意事項

最近チェックした商品