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美酒楽酔飲めば天国

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062136624
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

座談の名手。酒の哲人18人。前代未聞の大集結。

目次

序章 『世界の名酒事典』とその時代―すべては洋酒への憧れから始まった(山本博)
第1章 美酒を語る―座談の名手、今夜もパワー全開(世界中の酒について(阿川弘之・開高健)
酒の中にこそ真実がある(丸谷才一・小田島雄志・和田誠))
第2章 酔いを楽しむ―名酒にまさる芳醇滋味のエッセイ(甘口馬鹿(埴谷雄高)
うすけぼ(田村隆一)
からみ酒に真あり(遠藤周作)
味・色・形の博覧会(阿刀田高)
薀蓄男(北方謙三))
第3章 現在を飲む―情報多発信、疾駆する酒・ワイン(今宵ムートンを語りムートンに酔う(吉行淳之介・堂本尚郎・山本博)
ワイン元年、ニッポン(山本博)
レア、カルト、超高額ワイン偏愛講座(葉山考太郎))
第4章 蘊蓄に酔う―遊び・ユーモア・歴史が育む美酒(カクテル・エイジ夜話(海野弘)
初級ビール学入門(赤瀬川原平)
雑談 中国の酒(陳舜臣))
第5章 酒界を論じる―酒文化を思想として語る試み(酒書彷徨(麻井宇介)
我らの「飲みよう」はいかに変わったか(麻井宇介))

著者等紹介

阿川弘之[アガワヒロユキ]
作家。1920年生まれ。吉行淳之介氏ら「第三の新人」との交友が深い

開高健[カイコウタケシ]
作家。1930年生まれ。寿屋(現サントリー)でPR誌「洋酒天国」創刊、編集長をつとめる。釣り名人にして、美食家。89年死去

丸谷才一[マルヤサイイチ]
作家、批評家。1925年生まれ。『ユリシーズ』の共訳で一躍注目を集める

吉行淳之介[ヨシユキジュンノスケ]
作家。1924年生まれ。酒と人をこよなく愛した座談の名手。94年死去

遠藤周作[エンドウシュウサク]
作家。1923年生まれ。純文学執筆のかたわら狐狸庵先生として軽妙な随筆を発表、多くのファンを得た。96年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

16
酒に関することなら日本酒、焼酎、ビール、ウィスキー何でも良い。対談、鼎談、エッセイとスタイルも何でもある。読んでいて面白かったのはワインに関してですね。自分には縁がない超高級ワインに物語があり読み物としてだけでも興味がそそられる。2021/09/10

nonpono

5
20代、背伸びして吉行淳之介ばかり読んでいた頃がある。気づいたことは彼が対談の名手であること。久しぶりに吉行淳之介の対談を読む。まず和田誠の表紙が良い。そして昔の対談は豪華な感じがする。ゆるりと流れる時間軸の中で、みなが酒を愛し、酒の蘊蓄や愛を語る。晩酌しながら読む肴になる一冊。わたしもまた様々なカクテルを試したい。カクテルに南米のお酒がベースに多いのは禁酒法により南米に飲みに行った人が多かったからなんですね。納得しました。いつかそんなバーでそんな話題になったら語れるようなお話が詰まってる一冊です。2023/07/09

ゆい

4
阿川、開高のお喋りがなんと高尚でゆったりしたことよ。ここまで美味しいものを突き詰める人生もすてき。2017/04/12

helpless

3
お酒の歴史、小話など話題が幅広く乗ってます。自意識に酔っている先生方が酒に対しての接し方や思想をお持ちなのかが面白かった2010/03/10

春風ヒロ

2
酒好きの酒好きによる酒好きのための本。ライトな表紙に反して、薀蓄が濃すぎて読むのに疲れる部分もあった。2018/11/11

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