内容説明
食べること、歩くこと、泣けること…重い病に侵され、日常生活のささやかながら、大切なことさえ困難になってゆくリック、エド、コニー、カーロスら。私はホームケア・ワーカーとして、彼らの身のまわりを世話している。死は逃れようもなく、目前に迫る。失われるものと、それと引き換えのようにして残される、かけがえのない十一の贈り物。熱い共感と静謐な感動を呼ぶ連作小説。
著者等紹介
ブラウン,レベッカ[ブラウン,レベッカ][Brown,Rebecca]
1956年、アメリカ生れ。シアトル在住。『体の贈り物』でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞を受賞
柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年、東京生れ。東京大学文学部教授。『生半可な学者』で講談社エッセイ賞受賞
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