内容説明
死別。その悲しみの底から再生した人たち。インタビューをもとに綴る、感動のルポルタージュ。
目次
第1章 『千の風になって』読者の声から―十一人のいのちのかたち(光の中に、たたずむ人;人生の応援歌に支えられて;看護学生として、死を見つめて;鳥になり、心はあの大空へ;良寛の句に想う“いのちのリレー” ほか)
第2章 『千の風になって』誕生の物語―そのルーツ、新潟を訪ねて
第3章 千の風は、どこから吹いてきたのだろう―対談 遠藤順子・新井満
著者等紹介
佐保美恵子[サホミエコ]
ルポライター。1958年大分県生まれ。学習院大学文学部卒業後、ファッション雑誌編集者などを経て、1987年からフリーランスに。以降は、雑誌「AERA」、「コスモポリタン」などでルポルタージュを中心に活躍する。2004年10月からは、タイ・チェンマイに家族で移り住み、いのちのこと、子供の問題などを中心に、取材執筆活動を続けている
新井満[アライマン]
作家、作詞作曲家、写真家、長野冬季オリンピック大会のイメージ監督など多方面で活躍中。日本ペンクラブ常務理事として平和や環境問題を担当している。画家に初挑戦した『月子』(PHP研究所)によって絵本画家にもなった。1946年新潟生まれ。上智大学法学部を卒業後、電通に入社。現在は、チーフ・プロデューサー。小説家としては、1988年に『尋ね人の時間』(文芸春秋)で芥川賞を受賞している
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