内容説明
祝!なんと落語立川流20周年。「落語家の了見」。最初で最後か、の大饗宴!家元+37人が勢ぞろいして語り尽くした本。
目次
前口上 談志とその弟子(山藤章二)
第1部 恐れ多くも、「家元」「立川流」「落語界」を語る(オール真打ち―覚悟の対談・鼎談;オール二つ目―肝だめし座談会;オール前座―「立川流入門の動機」と「十年後の私」)
中締め 家元と歩んできた人生(高田文夫)
第2部 重ねて恐れ多くも、「談志落語」を語る(師匠への遺言;談志の悲劇;弟子の不幸 ほか)
第3部 家元、「弟子」を語る
後口上 前途洋々たる未来(吉川潮)
著者等紹介
立川談志[タテカワダンシ]
1936年、東京都に生まれる。本名、松岡克由。十六歳で柳家小さんに入門、前座名「小よし」、十八歳で二つ目に昇進し、「小ゑん」。二十七歳で真打ちとなり、五代目立川談志を襲名する。1971年~77年、参議院議員
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感想・レビュー
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Nazolove
16
立川流の本ばかり読んでお前立川流好きなのかなんて言われそうで若干焦ってる(笑)(中途半端なファンです汗) こうやって落語とはなにか落語界はこれからどうしていったらいいのか、師匠はどうだったのかなんて話をざっくばらんに語っている本はなかなかないなーなんて思った。 所々で家元の名言集からでてきた言葉が出てきたーなんて思った。(それを思い出す自分も自分か(笑)) 落語なんて年寄りのもの、なんて若い頃は思ってたけど聞いたら聞いたで十分面白いのでこれからも面白い噺をどんどんしていってほしいと思った。2019/09/21
くま
6
おほほほ、すげーメンツ。立川流総出じゃない!豪華、豪華。しかも死んだらどうするのか問題をざくりと聞くなんて、講談社やりますな。面白かった。実際。弟子たちの間の温度差も面白いし、温度差がありつつも談志愛でがっつりつながっている感じは読んでいてにまにましちゃう。2010/04/03
もくもく
4
家元の訃報に接して、とりあえず書庫から本書を探しだしました。 シャレのきついタイトルで、著者は<立川談志+落語立川流一門>として、2003年に発行された本書です。 落語界にこれだけ沢山の才能ある弟子を残したことでも、五代目立川談志の名は長く人々の記憶に残ることになるでしょう。2011/11/23
suzu_s
4
みんなどこかは談志に似てるところがあるのだが、一つの型に嵌っていない弟子たちの噺、読んだ後には、聴きたくなる。2011/05/22
なつみかん
3
ホント、談志が死んだらどうなるの?2009/05/22